ボサノバとソウル(Turned Back)聴き比べ
ボサノバのリズムがとても好きで、ギターを弾く時はたいていボサノバです。
ボサノバというのは1950年代にブラジルで誕生した音楽らしく、ソフトで洗練された印象の曲が作りやすい気がしてお気に入りです。
昨日、noteでご紹介した「Turned Back」という曲は、もともとはボサノバで曲を書き、弾き語りで歌うときにはギターでゆっくり歌っていましたが、加藤香織のライブ用に80年代のソウル風アレンジをしてみたら、想像以上に良かったので、eggs等の音楽配信サイト経由でspotifyなどに配信しているのは、ソウルバージョンになります。
ソウルバージョンをリリースしてから9ヶ月が経過して、同じボーカルをベースにそのままボサノバアレンジしたら、これがなかなか本来のイメージを良く再現してくれていたので、今回はボサノババージョンをYouTubeで配信してみました。
僕の曲は、そんなに再生数は多くないのですが(笑)、この曲は、最近ではめずらしく比較的再生数が伸びていて嬉しいです。
さて、アレンジが違うと聞こえ方がぜんぜん違ってくるということで、今日はこの2つのアレンジの聴き比べをしてみたいと思います。
まずは、ソウルバージョンです。
ライブという想定なので、観客の拍手を入れて、MVに使用している写真も踊りながら歌うようなライブのシーンをたくさん入れています。
ソウル感と写真の効果でとってもテンポの良いかっこいい曲に仕上がりました(自画自賛^^)
次は、ボサノババージョンです。
こちらは、曲の長さを見ていただくと分かる通り、ソウルバージョンと全く同じテンポ(♪=105)で、ボーカルもスピードを変えずにそのまま使用して、アレンジだけを変えています。
いかがですか?
同じテンポで同じボーカルなのに、こちらはゆっくり聞こえませんか?
アレンジはシンプルで、ベースとピアノとドラム、そして途中にサックスが入るだけです。ボーカルには、シンプルなバックコーラスをつけてみました。
アレンジの違いで、曲の雰囲気がぜんぜん変わるのに、あらためて感動しました。
しばらく、これにはまって、過去にリリースした曲の別アレンジバージョンを作ってみようかと考えています。