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Turned Back~ボサノバ・JAZZ

「Turn back」という英語には、方向転換をあらわす意味があるようで、
「来た道を引き返す」とか「時間を戻す」などの使われ方をしているようです。

サマータイムのある国では、

They turn back their clocks one hour in the autumn.

秋になると時計を一時間戻すわけですが、今日ご紹介する「Tuened back」という曲は、時期的にもう少し先の丁度サマータイムが終了する時期(=日本では少し早い冬の始まり)をイメージしてタイトルをつけました。

付き合って何年も経つと、それぞれの生活リズムの違いが原因で、約束を守れなかったり、お互いの意思疎通がおろそかになったりすることはよくあることのようで、

それは誰のせいでもなくて、仕方ないことなんだけど、それを許せないというのもまた仕方ないことなのかもしれません。

ズレてしまった二人の時計を合わせるのではなく、捨ててしまうことを選択した二人は、それもまた仕方のないことで、それは時間だけが癒してくれる唯一の手段なのかもしれません。

元々、80年代ソウルのアレンジでリリースしたこの曲は、実はボサノバがとても似合うので、静かな部屋でヘッドフォンをして聴いてみてください。

Music:Turned Back
Singer:加藤香織(yayoiMix_v131)
ボイス:Synthesizer V Studio Pro
Photo:Stable Diffusion

★★★画像生成AIのStableDiffusionで生まれた加藤香織は、大人のしなやかさに幼さを同居させた23歳のAI・Singerです。★★★

『Turned Back~せめてもう少し、抱きしめていたい』

あれは冬の始まり
窓の外を見ていた
君の瞳が少し 悲しく見えた
失くしたものはすべて 思い出になるよね
振り返った君が 一瞬目を伏せた

袖口つまんで
愛してると言ってと
甘えてた君の笑顔が浮かぶよ
消えていくものなら
せめてもう少し 抱きしめていたい
Your heart in my love

二人の時計の針が少しずつずれてる
時を刻むにつれて大きくずれてゆく
誰のせいでもないよ
それは仕方ないことだね 
受話器の向こう 君が声を詰まらせた

そうさいつもなら 僕が帰る頃
背伸びして君は待っていたね

今、人ごみの中
僕を探す視線を 無意識に探してる僕がいた

またいつか君が元気を出す頃
僕も汗を流しているだろう

そして二人の時計 思い出の河に捨てて
僕の中で静かに眠るのさ


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