「帰り道」心のほんのすれ違い
今日は急に寒くなって、あの暑い夏がなんだか遠い昔の出来事のようです。
思い出の中の夏の出来事というのは、なぜか少し秘密めいたものがあって、思い出すとそれは、夢の続きを見ているような不思議な感覚で、遠い昔の出来事なのになぜか色鮮やかで鮮明な記憶。
「もう帰りたい・・・」と言われて、
ただ黙って歩く帰り道。
暗闇の中にそれをあざ笑う
「疑い」という影。
それはたぶん自分ひとりで描いたモノクローム。
せめて色をつけて返せたら良かったんだけど。
Music:帰り道
Singer:加藤香織(yayoiMix_v131)
ボイス:Synthesizer V Studio Pro
Photo:Stable Diffusion
効果音:OtoLogic
★★★画像生成AIのStableDiffusionで生まれた加藤香織は、大人のしなやかさに幼さを同居させた23歳のAI・Singerです。★★★
『帰り道 ~心のほんのすれ違い』
君が帰るというのなら
別に構いはしないよ
黄昏が始まる頃
帰り道が笑う
疑うことに慣れた時
思い出ばかりたどって
恋人の後ろ姿
暗闇に浮かぶ
不思議な夢のそんな続きを
見るような夏の出来事
せめて今夜は深い眠りに
つけたらそれでいいけど
君がくれた思い出に
色を付けて返そう
まわりくどい言い回しで
ごまかし続けた日々
君が良ければもうそれで
話さなくていいよ
黄昏に影が伸びて
重なって壊れた
うそのかけらもない二人の
心のほんのすれ違い
やがてそこから音もたてずに
崩れてゆくのだろうか
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