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渋谷のWall Painting

その頃、いろいろなことがあって、生きることとか、別れていくこととか、そういう出来事を身近に感じていました。

そんなある日、渋谷のパルコの壁(だったと思うのですが)に、とっても大きな空と雲のWall Paintingが描かれていました。

季節は夏の終わりだったと思います。

いつの世も、人の心に寄り添って包み込んでくれるのは大自然であり、人はそれを身近に感じるために絵を描くのかなと、そんなことを思いました。

大切な人との別れというものは、
長い人生の中で、誰もが経験をすることだとは思うのですが、
その悲しみを乗り越えるために、
いつもその人に見守ってもらっていると思うことで、
青い空と澄み切った風にさえ勇気をもらえるなんて、
人と人の出会いは、
いつの世にも尊いことなんだとあらためて思うのです。

この曲は、歌詞が切ないがゆえに、むしろ希望をイメージした、明るく、そして控えめなボサノバにナイロンギターを添えて、青い空をイメージした弦楽器を左右のチャンネルに静かに配置して仕上げてみました。

AIの進化により、加藤香織の声と写真、そして今度は映像まで手に入れることができ、この歌の世界観がようやく少しカタチにできたようで、本当にうれしいです。

映像の中の香織は、悲し気でありながら笑顔を絶やさず、だけど笑ったのにまた少し悲し気になるという繰り返しで、心の中に住み続ける恋人に「会いたい」と言いながら、「でも頑張る」と言っているようで、癒されます。

ヘッドフォンで静かに聞いていただけると嬉しいです。

「描きかけのWall Painting」

Music:描きかけのWall Painting
Singer:加藤香織(yayoiMix_v131)
ボイス:Synthesizer V Studio Pro
Photo:Stable Diffusion
Photo to Movie:LUMA Dream Machine

★★★画像生成AIのStableDiffusionで生まれた加藤香織は、大人のしなやかさに幼さを同居させた23歳のAI・Singerです。★★★

『描きかけのWall Painting』

ブルーのペンキで
空を塗りつぶしたのは気まぐれね
ありのままに揺れる心 
壁に描いた 二人の記念にと

まだ描きかけなの空のWall Painting
あなたが逝ってから曇り空続いてる

だからあなたは 遠い雲の上から
青いペンキで空を塗りつぶしてね
まぶしいくらいの笑顔で私を照らし
見守っていてほしいの

大空仰ぎ目を細め 
額の汗ぬぐう癖
無意識にあなたの仕草 真似てたのよ
もう一度会いたい

まだ描きかけなの空のWall Painting
あなたがいないと曇り空描きそうよ

振り返っても そうね誰もいないのね
まぼろしだよと あなたは笑うかしら
だけどあなたは今も雲の上で
わたしの空をWall Painting

久しぶりの青い空見上げると
澄みきった風 耳元吹き抜ける
きっとあなたは今も雲の上で
空をキャンバスにWall Painting

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