精神科閉鎖病棟日記3
8/10
セディールの副作用かもしれない。からだが痺れて眠いような、ぼーとする。いつもの症状に似ているからよくわからない。頓服飲みに行くのも、ためらう。
週に1回の体重測定日、ぜんぜん減ってなくて病む。
中途半端な症状でなにもできず苛々してくる。
15:00ころと19:00ころまた下痢。
セディールアナタなんでしょーーーーー???
でも看護師さんはなんででしょうねぇってケロリとしてて
火曜に来るはずの先生の判断を待つしかなくそれまでわたしは下痢ッピーだ。
先生はわたしの身勝手な判断を嫌うので(わたしだけではなく他の患者もそうかもしれないけれどとにかく)あと3日は下痢ッピー。はぁ。
8/11
目覚めてからずっと調子悪い。
と看護師さんに伝えると、そのあと先生が来てビビった。日曜だからいないと思って油断してた…
下痢止めの薬出すって、まじかー
それからは本を読んで過ごした
お昼のあとの薬に増えたのが整腸剤と聞いてすこし安堵
両親のことを考えると苦しくて泣きたくなる
被害者意識は持ちたくないとか言いながらわたしはそれまっしぐらじゃないかと思うと
なにかにからめとられていくように
引きずり込まれる
また頓服もらって(ナースステーション遠…)
不幸自慢 被害者意識 なんでもトラウマのせいにする奴 わたしが大嫌いなやつ
に自分がなっている(大昔から)ことに反吐が出るほんとうに
あたまが変になる
くるしい
すべてお前が選んだんだよ
先生や病院が用意してくれるのは わたしが死なないための場所 であって
わたしがどう生きるかはわたしが決めなくてはならない
当たり前だけどもういい大人なので
そんなこと自分で決めなさい
ほんとうにわからなかったら先生や心理士さんに相談しなさい
ということだけれど
もちろん最終的に決めるのは自分
わたしの弱点はそこだ
自分で決めるということ
8/12
あの子の誕生日だ
病院食しか食べてないのに(1日約1500kcal)おなかがすいてすいてぜんぜん身体が慣れないし体重減らないし軽い地獄。
スキンケア用品とりにいくだけだから実家に1日だけ帰りたいとか甘いこと考えてて、ほんとうに甘いよ。そんなのできるわけがない
わたしには帰る場所がない
ただの場所ならあるけど
心の帰る場所がない
頓服を貰いに廊下を歩いていて
あぁ退院後はだれもいなくて狭い部屋に一人でただいるのだと思うと
こわくてこわくて
でも両親とはもう住めない
ひとりで暮らすしかない
ひとりぼっちでアパートに住んだら それこそまた自殺しそう
わたしはもう物事が終わった人間で
助ける必要もない
しんだほうがいいということは変わらないやっぱり変わらない
もう男の人と関わりたくない影響されて振り回されたくないもういやだ愛情がほしいなんてむりなんだよお前にはむりなんだよなんでわからないの?
おまえはもういらないもうずっと前からいらない人間
シャワーを早々に浴びて 落ち着かない
食事前に頓服のオランザピン、食事後にセディール、また頓服もらいに行ってリボトリール、
絶望にはなにも効かない