召使いママになる前に読めてよかった
今週のLITTLEアイランズの会話は「みんな察するのが上手すぎる」という話から始まります。
ちなみに、今回お話ししたきえさんは、心理学の専門知識を生かしてワーママはるさんときえはる心理学ラジオをされています。
そこから、ワーママはるさんの「ライフシフト習慣術」を知って、早速読んでいるのですが・・・「みんな察するのが上手すぎる」という話と共通する部分がありました。今の自分に刺さりまくったので、ここにメモしておきます。
本書は、人生で重要なキーワードを5つに分解して、全5章で構成されています。
第1章「仕事」の習慣
第2章「人間関係」の習慣
第3章「子育て」の習慣
第4章「お金」の習慣
第5章「学び」の習慣
第3章「子育て」の習慣にこんなことが書いてありました。
「召使いママ」
おーーーーーーー。ちょっとショックな表現ですが、こういうお母さん(少なくともわたしの周りには)多いと思います。
特にこれ。自分のことかと思いました。
外出1つとっても、子どもの好みのおやつから飲料、天気、気温まで把握して、マザーバッグはパンパンです。子どもに「寒い」と言われる前に、長袖だけでなくベストまでいろんなものを準備していました。
社会人を経験した30代ママが子どもを産んだら、まるで仕事と同じように準備周到。でもその先にあるのは「身近な大人が何でも準備して解決してくれる」ということを学んでしまう危うさ。このまま大人になっていくと何でも人のせいにする習慣を身につけさせてしまうかもしれないということ。
一見子ども思いな素敵ママに見えるけど、良かれと思ってやっていることが、逆に自立を妨げているかもしれないという残念な結果ですよね。
余談ですが、わたしは子どもが言う前に自分が動いてしまう原因として自分がやったほうが早いというのがあります。
例えば、ごはん中に飲み物をこぼしたのを見たら、本人が「あーこぼれたーーーーー。」と言うが早いか、すかさずタオルを持ってきて子どもに渡す。(または急いでいる時はわたしが拭く。)そうすることで、いちいち無駄な時間を取られることもなくご飯を食べ続けてくれる=時間通り進められる。
でもこれって全て大人の都合だし、なんでも先回りして手を回してしまうと将来困るのは子ども自身。0歳や1歳の自分で意思表示ができない赤ちゃんでもない限り、子ども自身に「どうしたいのか」「どうして欲しいのか」を言わせる環境を作っておくことは大切ですね。
今週の「ひろしまほんと」
<募集しています>
LITTLEアイランズは、とてもシンプルなトークプログラムです。特別なルールはありません。あなたの考えていることを一緒に話してみませんか?ホームページlittleislands.jpまで、お気軽にご連絡ください。
(LITTLEアイランズは皆様からの寄せられた会話で成り立っています。撮影費用は一切発生しません。)