薄汚れたベンチで夏を過ごした二人

放課後、夏の夜を過ごした薄汚れたあのベンチを見た？ぼくはいつものミルクティー、君はいつもの氷いっぱいの麦茶、一緒に飲んで過ごしたね。海を見に行きたいと言っていた君に、ドライブに行こうと返したぼくだったのに、行かなかったね。たった一度も。行くことはなかった。
そう、口先ばっかりで未熟で、のろまだったぼくたち。それでも、君と無駄に過ごした夏の夜は、何もかもが大丈夫だと感じられたんだ。君もそう思わない？

do you see that old, dingy bench, where we used to spend summer evenings after school. we would drink our usual, milk tea for me and barley tea for you, though you would put a lot of ice in it. you said you wanted to see the sea, i said we should go for a road trip. but we never went, not even once. 
see? that’s how we were, all talk, young, and foolish. even so, wasting the summer that way feels right when i’m with you. do you?