【映画】「記憶屋 あなたを忘れない」を見て

【※注意※】
ネタバレします。

嫌な記憶を消したいと誰もが考えると思う。

そんな記憶を消してくれる記憶屋という都市伝説がある。

主人公の大学に通う青年は、
ある日、彼女にプロポーズをする。

その後、彼女から自分の記憶がすっかり消えている事に気づく。

彼女の記憶が消えたのは記憶屋の仕業ではないかと思い、
記憶屋を探し始める。

大学にセミナーのために来ていた弁護士でOBの先輩に、
自分の話をし、記憶屋を興味を持った彼と一緒に探すことになる。

謎を解いていくうちに、どの時代にも、
記憶を消す記憶屋は存在していて、
覚えていたら生きて行けないような記憶を消してくれるという。

主人公の彼にいつも仲良しでくっついていた
幼なじみの女の子が記憶屋ということ知る。

消したい人からは記憶が消えるが
記憶屋の記憶には、残ってしまう。

彼女は、何も望まずその記憶屋という使命を全うしている。
そのため、いつも優しくしてくれる彼がそばにいてくれればそれでよかった。

だが、主人公の彼が謎を解いてしまった事により
自分の記憶を彼の中からも消さないといけなくなる・・・。

消したい記憶があっても、
それを持ったまま生きていく事の辛さと
それを取り除いたからといっても、
周りの人達が幸せになるか?

彼女は何も望んでいなく、
彼と一緒にいつまでも一緒にいたかったのに、
彼から記憶を消すことになった悲しみがすごく可愛そうでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?