【映画】「億男」を見て

【※注意※】
ネタバレします。

兄の借金に追われて、昼も夜も仕事をしている男が
街のガラポンで、宝くじを手に入れ、
それがまさかの3億円当たってしまった。

これで借金を返し、奥さんと子供が帰ってきてくれると信じていた、

だが、宝くじを手にしたものが不幸になっているとネットで見た主人公は
このお金をどう使えば正しくのか怖くなり、
大学時代の親友で起業して総資産額100億円をもつ友達に会いにいき、
このお金の正しい使い道を教えてもらおうとする。

銀行に預けたままだと金利が高く無駄になるからと
全額下ろして来ることをいい、
まず使ってみようということを伝える。

パーティを開き、どんちゃん騒ぎをするも
目が覚めると、夢のように親友もお金も消えていた。

携帯もつながらず、
唯一パーティで知り合いになった人をたよりに、
親友が起業した会社のメンバーに話を聞きにいく。

起業した会社はすでに手放され、
その会社を売ったお金でメンバーはお金持ちになった。

そのお金への思いは1人1人違うもので、
あるものは、投資という形で競馬に使い
あるものは、表では自己啓発のセミナーをしながら
裏では、宗教のような、お金は紙切れだから捨てなさい、と詐欺のような言葉でお金を集めるもの

また、あるものは
お金を持っているにも関わらず、お金に関心のない男性と結婚をして
持て余すお金を使わずに家に隠して生きているもの。

起業し集まったメンバーで夢を追いかけていた仲間だったのに、
いつしか、お金のことだけをみんな考えるようになり、
反対したが、他のメンバーによって、会社は売られてしまい、
目の前に残った200億だけがのこった。

この200億が何か?っと親友はメンバーに問いかけたが
すでに遅く、お金で変えないものと引き換えにしてしまった。

お金とは何かと問いかけつつ、
起業をしてからもその答えを見つけようとしている親友
その時、3億円を当てた親友があらわれ
彼をお金に振り回させないために、
本当のお金の使い方を、考えさせるために
お金を持っていなくなったということが最後にわかる。

話の途中では妻と子供も出てくる

お金にとりつかれ
子供のバレエをやめさせようとした時
妻に、続けさせたいと説得されるも、
お金が足りないから仕方ないっと諦めさせようとしていたことが
きっかけで別居となり、宝くじが当たったということで
お金が手に入れば、家族と一緒肉と暮らせると思っていたが、
妻の心はすでに離れてしまっていた。

一年に一度一緒にバレエの発表会を見れるなら
どんなに辛いことがあっても一緒に乗り越えていけると思ったのに。

そう奥さんにいわれ、
自分が奥さんと出会った事を思い出す。

お金はあるのに、自分のほしいものは手に入らない。

そう思っていた時親友がお金をもってやってくる。

だが彼がお金を持ってきたのを見ても、
驚くことはなく、
「きっとおまえなら持ってきてくれるって思っていた。」と一言いう。

お金を知りたいとその言葉で、お金で買えないもの、
お金とはなにかと言うことをわかった気がするっと
お前のおかげでわかったという。

親友の彼はお金とは何か?
っという疑問を学生のときからずっと思い続け
それを抱えながら生きてきて、
友達の一言でその答えがわかったと悟る。



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