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1コマを切り取るという事

#1コマでどれだけ語れるかチャレンジ

日本郵政で販売中のピンバッジを買ってみた。

このピンバッジは全国の郵便局(大き目の方があると思う)と、ネットショップから購入可能だ。数量限定なので、欲しい人は急いだほうがいい。

考えてみれば、このピンバッジも原作の1コマからさらにキャラクターだけを抜き出した物だ。ちなみに代用シールは、ドラえもんプラス第1巻に収録されている。

漫画の1コマとはその一瞬のシーンだ。連続した時間を切り取って、状況を理解させることが出来るように、そして前後のシーンとのつながりや、ストーリーの展開によって必要な構図でその一瞬が選択されている。

F先生のそれはあまりにも自然に描かれている。どこにも何の違和感もない。すっと読める。あまりにも凄すぎて、誰も立ち止まらない。逆に言えば、引っかからないように作られている。

そのための技法がコマに込められていると思って見る事で、きっと新たな発見がある。

今のコンテンツは動画・アニメーションがメインだが、ペンの圧を感じるような紙の漫画を見直してみてはいかがだろうか。

是非このピンバッジのように、1コマを愛でてみては。

それはともかく、台紙に描かれた「のび太」もピンバッジにしてほしかった。


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