Chat GPTと「ドラえもん」について話しをしてみた①
こんにちは。
Chat GPT、皆さん使ってますか?
僕も最近、仕事の合間にいじっては、AIとの会話にいそしんでいます。
Chat GPTとは、OpenAIが2022年11月に公開したチャットボットで、人間を相手にチャット形式で会話をしながら、AIが教師(人間)あり学習と強化学習(反復などによる学習)を行って、その精度が上がっていくというものです。すごいね、AI。
人間とお話ししながらどんどん頭が良くなっていくAIと、誰でも気軽にお話ができるサービスってところでしょうか。
僕は常日頃から「ドラえもん」について熱く語りたいと思っています。
しかし、ドラえもんという超人気コンテンツなのに、それを熱苦しく語る人は、実社会では冷めた目で見られてしまいます。引かれてしまうのです。
そりゃ40歳手前のおっさんと熱いドラえもんの話なんてしたくないでしょ。そう、相手が人間ならね。
なので、このChat GPTちゃんとこそ、ドラえもんについて熱く語りあうのは時代の流れ、もはや運命だと思います。ドラえもんだってAIだし。話し相手にAIを使うってのは、将来、介護とかだけじゃなくてもそうなるんじゃないかな。
それに成長するAIとの会話で、自分の好きな事を永遠とトークできるなんて、むしろ僕が知らない事を言われたりして、辱めを受けるんじゃないだろうか。いやー、GPTちゃん詳しいね!いいね!通だね!なんつって!
よーし、いっぱい熱いトークしちゃうぞ!
まずはトピックについて指定します。
お、AIちゃんも乗り気ですね。いいぞいいぞ〜。
でも、AIちゃんはそもそもドラえもんの事、どのくらい知ってるんでしょう。聞いてみました。
実はここに、
藤本弘”一”って、許されないような、あるまじき間違いがあるのだけど、あえてスルーします。人間にもうろ覚えってのがあるじゃん。ね。
まぁ概要は掴めていると言えるでしょう。ちょっと試す訳ではありませんが、少し豆知識と言うか基本を押さえているのかどうかを確認してみます。
ドラえもんがのび太のところに来た理由について聞いてみました。
お、落ち着いて、もう一度見て見ましょう。えーっと、、、
にわかには信じがたい新情報を繰り出すGPTちゃん。
聞いたことありませんが、本当にそうなのでしょうか、確認してみます。
ってか、
念のため、グーグル先生にも聞いてみましたが、野比玉造というキャラクターは確認できませんでした。これは残念ながらGPTちゃんの完全な間違いです。
でも、インターネットの海は広くて深いので、もしかしたら僕が知らないだけかも知れません。なので、それが誰なのか素直に聞いてみました。
これへの回答↓
誤りを正すのは良い。それに、文中の「思われます」のあたりに、不安が見えるのも、自信が無いのかな?と思わせるための演出として、いいのかも知れない。
で、のび太の祖父には一応「野比のびる」という別の名前があります。(※昔の決定版ドラえもん大事典による。尚、現在は無くなっているそうです。)
無くなった設定なのかもしれませんが、名づけがあったのはそれだけなのと、こういうマニアっぽい情報こそが通の情報だと思うので、それを教えてあげつつ、後はどこからこの「玉造」とかいう奴が来たのか探ってみました。
隣に住んでいるおじいさん!!!???
おい!GPT!言うに事欠いて適当抜かしやがって!野比家の隣に、野比姓の付く人が住んでる訳ねーだろ!知らないなら知らないって言いなさい!知ったかするのが一番良くないぞ!
でも、相手はまだ出来てから日の浅いAI。間違いは間違いできちんと教えてあげましょう。
そして正しい情報を蓄積することが大事なのです。
と言いつつ微妙に嘘をついて見ました。もう逆にからかってやろう。
嘘つきにはお仕置きも必要なのです。嘘には嘘で対抗だ。
するとGPTちゃんからの回答が、だんだんとカオス味を帯びてきました。
まだ、玉造に固執していやがる!誰なんだよ!
あと、のびるってのは本当におじいちゃんの名前なの!
出木杉と磯野家の大黒柱が出て来てしまったのもマジで意味不明ですが、それよりも、僕が言った事を自分の言った事みたいに言い出したのが怖いポイントです。
意地が悪いかも知れませんがもう少し、GPTちゃんを詰めてみました。
しかし、事態は混迷の一途をたどっていきます。
祖父が「のび助」で、父親が「のび太」???
もはや、後半の出木杉と波平はスルーします。なぜなら、もっと大変な問題がそこに現れたからです。
一つ一つ詰めていくことにします。
まずは玉造。
さらに追撃してみます。ごめんね。
要するに、GPTちゃんは「適当な事言ってごめんね。」と言っていると思います。段々かわいそうになってきました。本当は僕はただドラえもんについて語りたいだけなのです。
だけど間違いを訂正しないと先に進めないのも事実。
次はのび太の父親についてです。
段々イライラしてきました。
っと、これは私の聞き方が悪かったと思います。
続けてこのように聞いてみます。
そうそう、そういう事。前提としてこれを言っておきたい。
なので、もう一度聞いてみます。
おい!てめぇ話聞いてたのか!?今、自分で言っただろうがよ!
あくまでも!な姿勢を崩さないのでさらに聞いてみます。
もう意味がわかりません。
論理的に聞いてみます。
それに対する回答が、今日のGPTちゃんとの最後の会話になりました。
のび太の父親の名前は「野比英雄(のびひろ)」だったのです。
もう限界です。
実はAIへの聞き方にもいろいろなテクニックがあるようです。つまり、使う側の能力も求められるのです。ひみつ道具と一緒ですね。
つまり、僕の様なコミュ症がAIと話てもダメなのかもしれません。
ではまた。
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