探鳥、10月上旬の葛西臨海公園
10月上旬のある日、初めての海辺の探鳥してきました!
この日は天気予報で少しだけ小雨マークついてたけどすぐやみそうだしその前後は晴れだからいけるっしょ!と思って行ったんですが、葛西臨海公園駅に着いた時点で割と強めに雨降ってまして。風も思ったより強い…!でも負けじとレインコートを着ていざ公園へ。
葛西臨海公園、探鳥目的で来たのは初めてです。でも何度か来たことはありますね。あまり覚えてないですけど東京芸大の2次試験で連れてこられた年ありましたよね。笑
駐車場横を歩きながら鳥類園に向かう途中、木の下で雨宿りしてる猫ちゃんがいました。ウェルカムキャットや
葛西臨海公園には鳥類園というエリアがあって、井の頭公園のバードサンクチュアリを特大にした感じですかね。人が立ち入れないエリアを望むように観察窓がいくつもあるような。大きめの池が2つ。海岸もすぐ近く。普段の私の観察フィールドは海が近くにないので新鮮です。
観察窓からはサギ類がたくさん見えました。カルガモもたくさん。
いやしかし至る所にカニがいる!!地面を歩いてるし、木にもいるし、観察窓の台の上を歩いてる子もいました。見慣れない!最初の1匹を見つけた時は「カニ!!!!!!!!!」とクソデカ声出ましたね
観察窓って1〜2箇所くらいにしかないもんだと思ってたけどいっぱいあって楽しくて全部のぞいた。しかしみんな窓の高さが低くて見づらい…子供用なのかな?一番高い窓でもかなり中腰にならねばならず、長時間鳥撮が居座らないためとか??
小窓がいっぱいある小道を抜けた後は海岸沿いを歩いてみる
海にいたからウミウかな?と思って帰宅後図鑑と見比べて見たけど、多分カワウですね。あと葛西臨海公園も鳥類園のブログがあって何の鳥がいるかのリストがあるんですが、カワウしか欄がなかったからウミウはいないんだろうなということで多分カワウ。
ディズニー行きてえ〜と言いながら歩く。雲がきれい。
海岸沿いはトビらしき猛禽がたくさん飛んでます。
海側からの強めの風のおかげで、この辺りで向かい風を受けて停留してるように飛ぶ猛禽類がたくさんいてですね。多分ほとんどトビだったんですが、ちょっと違う種類もいたような…?気のせいかな〜ウミネコかもしれない。写真は撮れず。
しかしトビでもうちの近くにはそうそういないので感激です。結構低い位置に飛んでくれる子もいて迫力があったなあ。
海岸を歩いた後は折り返して林道を歩きました。雨は降ったり止んだり。しかも暑い。
林からはたくさんの野鳥の声が。大きな声はオナガだろうな、ムクとヒヨの声にシジュウカラの声も。キジバトは地面を歩いてます。
林の中から聞きなれない鳥の声がしたんだけど、薄暗くて姿を見付けることはできず。なんだか猿みたいな声だったんだけど、オナガとかの幼鳥とかかなあ?わかりません。あと林はやっぱり蚊がいる!!虫除けスプレー追加!
林道にも観察窓があったのでのぞいてみるも、やっぱりサギ類とカルガモとかしかいないね〜〜〜と思っていたら…
い、いたーーーー!!!
初めましてのシギチ類!イソシギ!(たぶん)
想像よりかなり小さく、しかも背景と同じ色してるので肉眼ではほぼわかりません。観察窓から見える風景が井の頭公園とかと比べると広大だし。横にいるカニの大きさと比べても小さいのがわかりますね。
え〜〜ちっさくてかわいい〜〜〜〜ぬいぐるみ欲しい。
観察窓から20mくらいは離れてると思うんですよね。双眼鏡や望遠レンズのカメラを持ってないと見えないです。小さいし。
林道に戻るとオナガのなる木がありました
オナガは羽の水色がいい色ですよね。鮮やかすぎずいいくすみ具合というか。擬人化しやすそう。ちなみに我が家ではオナガのことをTWICEと呼んでいます。なんか似てない?水色と尾の長さが衣装っぽいというか。あと小さな群れでいることが多いから人数多いなの意味もある。
オナガと一緒にムクドリもいました。
また観察窓がある通りを通ると、小さな池にカワセミが。さっき通った時は何もいなくて「あの枝、カワセミ用にあつらえましたって感じだね〜」と言っていた枝に、いました。笑
結構ずーっといてくれて、いい観察スポットですね。
観察窓がある道を抜けたらさっきとは逆の方向へ曲がり、なぎさの方を目指します。
カラスもいっぱいいて、ヤシの木ぽい木に止まってるの珍しいな〜って撮ってみたら実を食べてるみたいでした。
そもそも海がうちの近くにないから南国な木もないので珍しい組み合わせに見えたけど、もしかしたら普通のことかも。こういうのがマイフィールド通ってるからこその比較で面白いですよね。
海岸沿いで2〜3羽でチチンチチンと鳴きながら遊んでるように見えたハクセキレ、撮って見たら顔が黄色いのでまだ若い子ですね。最近よく会うなあ若いハクセキレイ。かわいいです。
そうして渚橋を渡って、西なぎさへ。
葛西臨海公園は西なぎささと東なぎさがあって、人が立ち入れるのは西のみ。西から海の向こうにある東なぎさを観察する感じ。
この日西なぎさに着いたのは干潮時間の少し前くらいかな。西なぎさの砂浜にはウミネコとかコサギ(多分)がいたり。
東なぎさが見える位置まで歩いて対岸に目を凝らしてみると…
いましたー!!初めまして!チュウシャクシギさん!!!!(たぶん)
いやあ、何せ対岸かなり遠いです。42cmあるチュウシャクシギでも肉眼ではほとんどわかりません。背景と同化してるし。なんとなくあそこ動いてるか?って感じで双眼鏡で見てやっとシギチ類おる!となり、海辺初探鳥の我々は何の種類か全くわからず、スマホで調べようにもこの渚のはじの方は電波が悪くて調べられませんでした。とりあえず撮影だけして帰宅後図鑑と見比べると、多分チュウシャクシギですね。しかし遠すぎてサイズもわからないし間違ってるかも。
上の写真ではカニをゲットしたのに、その後落としてしまっててかわいかったです。
この時は2羽いました。
水浴びも見せてくれて。海水で洗ってもなんかきれいにならなそうな気がしてしまいます。
羽を広げると結構大きい!小顔や〜
なんか赤っぽいものがチラチラ動いてるな?と思って見てみると…
にんじんだー!!!!
ほんとににんじん色してる。形も。チュウシャクシギと比べると白黒でオレンジ色の嘴だから背景と同化せず気持ち見つけやすかったんですけど、それでもやっぱり遠いのでなかなか肉眼では難しいです。
youtubeでミヤコドリをにんじんと言ってるのが記憶に残ってて「あ、あの…!!」と感動しました。はじめまして〜〜
そしてこちらの写真に野鳥がいるの見つけられますか?一羽写ってます。
小さな鳥が飛んでいった先をとりあえず撮ったんです。飛び方とかサイズ的にイソシギなのかなあと思いますが判別できません。トウネンの可能性も。この後見失いました。こりゃ見つけられないよ〜
トボトボと公園の入り口方面へ戻ります。
園内のカフェでお昼を食べました。ポキ丼。
雨は止んでくれたものの暑い!海辺って日除けが全然ないな?!?この夏一番日焼けしたまである。日光浴びすぎで割とヘロヘロだけど最後にサラッともう一度探鳥して帰ることに。
さっき通った時カラスがいっぱいいたところ、よく見たらトビもいました
でもこの後カラスに囲まれてトビは飛び去ってた。仲良しではないのか。
池に何か見たことない鳥いる!!双眼鏡では見えないから撮って!と言われて撮って見たら
そんな斜めの角度されたら遠目鳥に見えるね。
これはカワウの幼鳥かな?なんだろう?ペンギンみたい。カワウにしては首が短い気もするけど立ち方がカワウだよね。サギ類にしては嘴が短いし、カモはこんな立ち方あんまりしないような?でも嘴がカワウじゃない気がするんだけど…誰ェ???あと横にカメ×2
最後に観察窓またみたら、同じところにカワセミがいました。さっきの個体とは違うかな?羽の色が少し違うような。日当たりのせいかもしれないけど。
シギチ類初心者すぎて今がもうたくさんみれる時期を過ぎてる?のも知らずの初心者でしたが、初見鳥に色々あえてハッピー!いろんな時期に行くからこそ比較できて楽しいし、次は時期を狙って行ってみたい。
次は東京港野鳥公園か秋ヶ瀬公園に行きたいな〜!
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