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探鳥初心者のおでかけ準備 装備編

おでかけ準備2つ目のnoteです。
ひとつ目では双眼鏡のことを話しています。

双眼鏡さえあればどうにかなるんですが、半年ほど都市公園をお散歩探鳥してきて得たこれがあると安心!なアイテムを紹介していきます。初心者向けですので中級者以上の方には不要な情報しかないと思います。

ちなみに探鳥には歩き回ってするお散歩型と鳥が来そうな場所で待機する待機型があると思っていて、私は前者です。そして行き先は主に都市公園なので大自然へ行くには役に立たないことも多いでしょう。それらを踏まえてどうぞ!


汚れてもいい歩きやすいスニーカー

いくら道が整備された公園といえど、土、草むら、砂利などを歩くことになります。
さらには雨上がりでぬかるんでいる可能性もありますので、お気に入りのおしゃれなスニーカーなんてものは今日はお留守番させてください。泥まみれになっても心が傷まないスニーカーにしましょう。

もしこれから公園ではない山やら森やらに行きたいと思ったなら、ハイキングシューズやトレッキングシューズを買ってみるのもありだと思います。ちょっと石がゴロゴロしてるような道とかはスニーカーだと歩きにくいこともありますね。ハイキングシューズは底がスニーカーより硬いのでそういう小石の影響を足裏が受けにくいと思います。

でもまずはお手持ちのスニーカーで気軽にお散歩探鳥に行きましょう。

看板にとまるカワセミ

ボトムスは絶対に長ズボン!

夏場でどんなに暑くても、ボトムスは長いズボンにしてください。半ズボンとか7分丈とかとにかく足が出るのは×です。なのでスカートは丈に関わらずNGになります。ダメージ加工とかで穴が空いてるのもダメですよ!

歩きやすくて汚れてもいい長ズボン。もう探鳥用にGUとかで安いの買ってしまっても良いです。アウトドア用とか本格的なものは都市公園に行くなら必要ありません。

なぜ夏でも足を出さないかと言いますと、虫、虫です。探鳥は基本的には上を向いて歩いてますので足元が少し疎かになります。そうして気づいたら草むらとかを歩いたりしてると、素足が出てると虫に刺されたりします。

都市公園なので大自然と比べれば大したことない虫ばかりですが、嫌ですよね。山奥みたいにヒルいないにしろ、もしいたら最悪だもん。野鳥に集中するためにも長ズボンを着用しましょう。

トップスに関しては、夏場は半袖でも私は良いかな〜と思います。公園のような整備された場所では腕に草木がぶつかる狭い山道のような道はほぼ通ることがないからです。でも腕出してると陽には焼けるので、UVカットのアームカバーを持っておくと便利です。暑さが大丈夫なタイプの人は長袖がベストチョイスだと思います。

あとは個人的に蜂が活発な時期は真っ黒い服装は避けた方が良いと感じました。でかい蜂、こわい。

カイツブリの幼鳥

頭にはキャップ

帽子、必須だと思います。春夏は絶対だし、秋冬もあった方がいいと思う。

探鳥は上の方を見上げるから晴れてると太陽が眩しいです。そんな時に帽子があると楽だし、熱中症対策にもなります。

野鳥が見やすい早朝に探鳥地を歩く=その道をその日1番に歩く人間が自分の可能性がありますよね。

私も探鳥をはじめて初めて気づいたんですけど、その日一番にその道を通るってことは…そう…蜘蛛の巣があるんですよね…夜の間に頑張ったんだろうね蜘蛛ちゃんは。
頭に直に巣がついたらやじゃない?いや帽子でも嫌だよ!って思うかもしれないけど、そんなこと言ってらんなくなるんでそこは安心してください。(?)

じゃあキャップじゃなくても帽子ならなんでもいいの?って思うじゃないですか。それがそうでもないんですよね。

私は探鳥始めたての頃、日焼け対策にバケットハットを被っていってたんです。ツバがちょっと大きめで日除けになるやつ。
そうすると、帽子のツバの中で野鳥の声が反響してしまうのか鳴き声のする方向を見誤ることが割とありました。一緒に見ているパートナーはあっちから声がする!っていうけど、私はこっちじゃない?って思うみたいな。

まあツバが大きいバケハだったからかもしれないけど、キャップに変えてからは2人で違う方向を指すことはほぼなくなりましたね。

というわけで耳を覆わないタイプの帽子ならなんでも良いと思いますが、私はキャップがおすすめです。前のツバが日よけにも蜘蛛の巣避けにもなるからね。蜘蛛の巣避けという観点では晴れ以外の日でも冬でも必要そうです。
私は安くてダメになってもいいけどかわいい色のキャップを3つくらい貯めた楽天ポイントで買ってローテーションしてます。

なかなかピントが合わないハシブトガラス

それから私のような汗っかきの皆さん、夏の暑い日に外に出ると汗だくになりますよね。夢中で探鳥しているとキャップに汗が染みて、汗染みができてしまうんです。たった数時間でもですよ。落ちないし…

そこで購入したのがこちら

キャップの内側、おでこと触れるあたりに貼り付けることで汗を吸収してくれるのでキャップに汗染みができることが格段に減りました。
しかし汗をあまりかかないパートナーは直に帽子かぶっててもちっともキャップに汗染みできてないですねえ。羨ましい。

あとは風が強い日もありますから、取り外しできる顎紐をカバンに入れておくと安心です。これは本当になんでもいいと思う。でもキャップが分厚かったりすると紐の留め具がつかなかったりするから注意です!

ふんわりシジュウカラ

日焼け止めと虫除けスプレー

日焼け止めは人によって好み色々あるでしょうから、お好きなのを使えば良いでしょう。私はALLIEとニベアを適当に使ってる。

虫除けスプレーは蚊以外にも効くやつがなんとなくいいかな〜と思って、大きめのボトルで玄関に置いてるのを外出前にこれでもかと浴びる+手のひらサイズの持ち歩き用の虫除けスプレーも持って出かけると良いです。

手を洗ったり汗をかいたりで日焼け止めも虫除けスプレーも落ちますので適宜出先でも塗り直せるのがベストですね。

鳥がいるところは虫もいる。ご飯だからね。そこはあきらめましょう。私野鳥観察始めるまで虫がマジで無理だったんですけど観察するにつれ「野鳥のご飯だし仕方ないか…」の気持ちが芽生えそこまで無理じゃなくなりました。すごい。

忘れちゃいけない双眼鏡

ひとつ前の記事でしこたま話したけど双眼鏡忘れたら悲しすぎるからここにもかいとくね。双眼鏡は忘れると小さい鳥全然見えない。

なんだか背中が白いスズメ

音が鳴るものは極力身につけない

これ、案外盲点でした。

音が鳴るもの?鈴とか?って思うかもしれないけど、いや鈴もだけど、ただバッグにキーホルダーを付けてるだけでもカチャカチャいうことありますよね。まあ少々なら気にしなくてもいいんですがキーホルダーやつけてるものの素材の組み合わせによっては結構音がなる。野鳥を探すときは鳴き声を頼りにすることが多いのでできるだけ自分から音は出ない方がいいです。探鳥スタートしてからでも気づいたら外してしまっておくのが良いでしょう。だからピアスとかもデザインによってはしない方がいいかも。

ヒヨドリとかカラスみたいに声が大きければいいけど、か細い声の子もいます。自分から出る音でその声がかき消されては勿体無いですよね。

ちなみに野鳥のいるような場所でスマホとかから鳥の声を流すのもダメですよ。野鳥が見たいからって手を叩いたり大きな音を出すのももってのほかです。野鳥観察マナーについては調べれば出てくると思うので最初は調べておくと安心です。

でもこの夏はあんまりにも暑くて、首から小型扇風機下げて探鳥していました。ゴーッという音が少しだけうるさいけど熱中症で倒れては元も子もないので。

またもし熊の生息地に探鳥に行くようなことがあれば熊鈴は絶対に必要です。鳥の声が聞こえないとかそういう話じゃないです。

あると安心、雨具

レインコートや折り畳み傘、あると心強いです。
都市公園であれば山間などと違ってそこまで天気が不安定ではないけれど、近年ゲリラ豪雨が多いですよね。

井の頭公園なら雨宿りできるところありそうだけど、昭和記念公園に行ったときにゲリラ豪雨に見舞われて全身ビッチャビチャになったことがあります。広いから屋根がある場所が近くに全然なくてね…

都市公園探鳥であっても、まずは出かける前に行き先の1時間天気予報を見て、滞在予定時間に少しでも雨のマークがあればレインコートか軽くて小さい折り畳み傘を持っておくのが安心です。

最初ペットが逃げちゃったのかと思ったホンセイインコ(元を辿ればそうだけど)

とりあえず初心者の方には必要な情報はこれくらいかなあ。もちろんこんなの無視して双眼鏡だけ持って出かけるのだっていいです。とにかく足を運んで観察するのが大切なので!気軽に野鳥観察楽しみましょう

次くらいからやっと車なしで行った探鳥地の話できるかな〜

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