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探鳥、10月中旬のふなばし三番瀬海浜公園

シギチの皆さんがほとんど春と秋にしか見れないと知った10月上旬。もうだいぶ渡っていってしまったかもしれないけど、せめて10月のうちにもう一度は観に行かなくちゃ…!と焦る探鳥初心者がふなばし三番瀬海浜公園に行ってきました。

このnoteでは車の免許を持ってない私が公共の交通機関で行ける範囲で探鳥していて、同じような人へ少しでも助けになればと思って書いています。調べたらすぐにわかるような場所のアクセス方法は省きますが、行ってみてわかった注意点があればメモしておきます。今回はそれがあったので書きます。

アクセス方法はスキップして野鳥の写真をみたい方は目次から「探鳥スタート!」へ。


船橋駅からバスに乗る

ウェルカムバードはシジュウカラ

ふなばし三番瀬海浜公園に公共の交通機関で行くには、船橋駅または二俣新町駅からバスになります。

私は「JR船橋駅」から向かいました。京成船橋駅も目の前の距離なのでこのふたつの駅からのアクセス方法を調べると、このバスの時刻表に辿り着きます。

平日なら朝の通勤の時間帯は1時間に4本バスがありますよね。なーんだ、1時間に4本もあるなら結構アクセスしやすいな〜!と

(これは現時点の時刻表スクショなので行くときは最新版を調べてくださいね)

1本乗り過ごしてしまっても余裕じゃん♪と思ってよくよくみると、この時刻表で目的地の船橋海浜公園へ泊まるのは時間の上が「無印」か「●」のみ…!(厳密には☆や◎潮もだけど時間帯的に関係ない)

これに行く前日に気づいたのです。あ、危なかった…!
要するに平日朝の時間帯でも1時間に2本、休日なら1本です。あわや大幅なタイムロスをするところでした。

わかりやすいバス停の看板

バス乗り場は上にリンク貼った公園公式ページに地図が載ってますのでチェックしておいた方が良いです!船橋駅はかなり栄えていてバス停が多いので知らずに行くと探すの大変だと思います。

ちなみにバスは後ろ乗り、後払いタイプ。乗るときにSuicaをピッとして降りる時には前でピッと精算して降りるやつです。(現金も使えます)

船橋海浜公園は終点なのでボーッと乗りっぱなしで楽ちん。船橋駅から本来は30分ほどの道のりですが、この日は少々渋滞していて40分ちょっとくらいかかったと思います。

なお、ふなばし三番瀬海浜公園は9:00オープン。あまり早く行っても入れませんのでご注意。あとは潮見表で満潮と干潮時間をチェックしていくと良いと思います。公園は17時クローズです。

とにかく時刻表の時間だけを見て予定を立てず、船橋海浜公園に止まるバスがどれかをよくよく確認してから予定を立てましょう!

ロッカーに荷物をしまう

公園内ロッカーからの景色

干潟での探鳥は長靴がおすすめ!という情報を得て、長靴をリュックに入れてきた私たち。ここでスニーカーから長靴に履き替えて、スマホなど必要なものはサブバッグに移しリュックとスニーカーをロッカーに入れました。身軽に探鳥を楽しみたい。
100円で利用できますが、結構小さいサイズのロッカーです。ぎゅうぎゅうになりましたので荷物が多い方はふたつ使う必要があるかもしれません。

上の写真の左側に階段がありますよね?その上に室内の綺麗なお手洗いがありました。この公園は潮干狩りで有名なところらしくて、外にもお手洗い複数ありましたが多分この室内のところが一番綺麗じゃないだろうか。(他は中まで見てないけど)

探鳥スタート!

海やーーーー(それはそう)

この日は13時台に満潮になる日でした。公園が9-17時オープンなので日が選べる人は潮が引いてる時間帯がより多い日を選んだ方が探鳥楽しいんじゃないかな?どうだろう。
この日は9時半くらいから探鳥を始めましたが、11時過ぎくらいには割と満ちてきてシギチの足場がなくなり遠くで休んでるような感じだったのでちょっと時間が短く感じました…!次行く時はもう少しタイミング狙いたい。

カメラを持ってる方が数人向いてる方を見てみると…

ちっっっさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(※シギチ初心者すぎてこのnoteは識別間違っている可能性があります)

トウネン(たぶん)

想像してたよりだいぶ小さい、そして駆け回るので全然カメラのフレームに収まってくれないしブレるし写真難しすぎる

ハマシギ…?

なんかちょっとだけ色のコントラストが滑らか?な子がいたけど君はハマシギなの…?全然わからん…幼鳥…?なに…?

波がキラキラしてかわいく撮れた

この日は天気が良くて鳥が結構逆光になってしまい、より判別が難しい。もう撮るだけ撮って帰ってから調べようということに。

砂浜に膝をついて撮影してると、気づけば3m先くらいまで近づいてきた。youtubeでシギチの動画見て勉強してきたけど、トウネン(推定)の声がこんなにかわいいとは知らなかった。確かに海辺の鳥の鳴き声って波の音でかき消されるから録音しづらいよね。

小鳥!って感じのピヨピヨ声というか、波が来るたびにちっさーーーーい声でピピピピピピぴぴぴ(うわ〜波きた〜!)って言うみたいな、とんでもないかわいさだった なんだあれば

ミヤコドリ

少し遠くににんじん発見!
葛西臨海公園でも見たけど、その時よりは近くにいましたね。

ダイサギ(たぶん)

なんかダイサギが喧嘩?じゃれあい?していた。この写真では3羽しか写ってないけど10羽くらいが近くにいてこんな感じだったから迫力があったな〜白い羽根が陽の光で透けてうつしい

モズ

ふと海と逆方向を見たら電柱の上に鳥が!カメラで見てみるとモズでした。はじめましてーー!!

こっち見た

秋になったら見たいなあと思っていたので嬉しいです。ここで会えるとは思ってなかったけど。野鳥って結構カメラや双眼鏡向けるとこっちをみるよね。

真ん中の子ちょっと色が違う?幼鳥?それともハマシギ?

浜をはじからはじへ歩いてるとどんどん潮が満ちてきて、小さなトウネンたちがいれる浅瀬が減って1カ所にぎゅっと集まっていました。
そして大きめの波が来るたびにピピピピピピピピピピって声がする。一生見てられる、レジャーシート持ってくればよかった…!

後ろのカモメと比べてこの小ささです…実物大のマスコットとかないの?

オオセグロカモメ(たぶん)とユリカモメ

水面に浮かんだ状態だとこんなに形が違うんだな、そういえばユリカモメもちゃんと見たの初めてかもしれない。頬がかわいい。

潮が満ちて干潟がなくなったので(上の写真はまだ干潟がある時の写真)、矢印の部分の岬?に行ってみることに。

スズガモ(たぶん)

岬へ向かう道中、人は入れない場所の砂浜にスズガモが1羽佇んでいた。羽の模様がきれいだな〜はじめまして〜〜

カイツブリ

君は海水もいけるんや。なんか案外鳥って淡水と海水どっちもいけるタイプじゃない?魚が基本いけないから鳥もそうなのかなと勝手に思っていた。

メダイチドリ…??

岬を進むと海の中の杭?に野鳥が止まってるのが肉眼ではかろうじて見えるくらいの距離に。カメラで見てみるといろんな種類がとまってそう!

ダイゼン…??

しかし遠い。ここに止まってる子達が干潟が広い時は浜を歩いてると思うと、もっと干潮の時を見てみたい!と思う〜〜また近々行こうかな。。

岬の先まで来てみると…

何やらいっぱいいる…!
大渋滞

防波堤?にはミヤコドリやカモメたちがたっくさん!ちなみに右下のシュッと飛んでるのはハクセキレイ。かわいい。笑

目がこっちみてる…!!

トウネンかわいい もうメロメロ ちいこい

ん?すごーく遠くの杭に何かいる…?

ミサゴだーーー!!!!はじめまして…!!

葛西臨海公園と環境は近いのに猛禽類が全然いないね〜って言ってたらいました…!かなり遠くて画質が悪いですが。。

画質はおわってる

お魚食べてる!かっこいいね〜〜

見返り美人はハマシギ?

ミサゴも見れたし大満足♪入口の方へ戻ります。

いっぱいいるな〜

帰りも同じ場所にいたスズガモ

ロッカーまで戻って長靴を履き替えて帰る準備を整えていると目先の建物の上に白い鳥が!え?!なに?!と思ってしまいかけたカメラを向けると…

白いドバトや

鳩か〜〜〜!!と言いつつ撮ってると

めっちゃ首を曲げて戻してを繰り返される。

なんだろう、こっちを警戒してる?観察してる??鳩って前後に首が動くイメージはありますけど、横にもそんなに曲がるんだね?

バスの時間まで1時間あったので園内のカフェでカレーを食べて帰りました。帰りのバスは1時間1本でしたね。朝来た時に帰りのバス停の時刻表を撮影しておいたのでした。そうすることをオススメします。

出会った野鳥まとめ

ウミネコ、オオセグロカモメ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、シジュウカラ、スズガモ、セグロカモメ、ダイゼン、トウネン、ドバト、ハクセキレイ、ハマシギ、ヒヨドリ、ミサゴ、メダイチドリ、モズ、ユリカモメ、スズメ、ミヤコドリ

バス停前でハクセキレイがお見送りしてくれた

10月中旬ふなばし三番瀬海浜公園で探鳥初心者が見れたのは20種類でした。

海はやっぱり日陰がなくて暑い!でもすっごく楽しい〜私は内陸部育ちだし今まで身近に海があるところに住んだことがないから海ってだけで楽しいのに、海の野鳥の良さを知ってしまった、また行きたい。

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