携帯3キャリア オンライン専用プランについて①
携帯3キャリアがついに、オンライン専用プランを発表しました。
NTTドコモ ahamo(アハモ)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/pages/210114_00.html
softbank on line
https://www.softbank.jp/mobile/special/softbank-on-line/
KDDI povo
https://povo.au.com/
各種キャリアの詳細なプランに関しては、まだ出そろっていない状態なので、現在判明している部分から、紹介していくと、結論からすれば、金額はまた各社横並びとなってしまった。
それこそ、学割が始まったばかりの携帯料金は各社似たプランではあったが、それぞれに違いが少しずつあり、ぴったり同じ金額になることはなかった。逆を言えば、softbankの「オレンジプラン・ブループラン」で、まったく同じプランを発表したことによるインパクトが昔はあったと思う。
ただ、この部分で考えたときにpovoは、唯一「トッピング」というカスタマイズが可能な部分が現在わかっている他社よりも明らかなアドバンテージであると言える。
現在、公式のページをみてわかるトッピングメニューは
・5分かけ放題¥500
・24時間データ使い放題¥200
・通話かけ放題¥1,500
・データ追加1GB¥500
この中で面白いのはデータ追加よりも、使い放題の方が価格が低いことだ。
テザリングに対しての扱いがどのようになるのかが、わからない部分ではあるが、もしテザリングも使い放題であれば、使う日だけオプションを追加すれば、データ使い放題プラン¥6,580よりも安上がりになる可能性がある。
いずれにしても、今回のプランに関してはまだ未確定の部分が多く今年の学割に関しては、ここ最近の早めに申し込むよりも3月の頂上決戦に向けた準備をしっかりと行ったショップが勝てるであろう。
なお、新プランはオンライン専用プランとなっているが、新規の学生への購入が中心となる春は、おそらく店頭訴求も必要となってくるであろう。
また、各キャリアの学割に関しても例年とは内容を変更する必要があるので、今後の展開に注視していきたい。
集客の部分では、キャリアで準備されているツールでは、来店予約をしてもらった後にお客様に連絡をとる方法が基本的に電話などのツールとなってしまう。
また、各種ショップメールは、自キャリアへの加入後のフォローとしかなっていない。
それでは、他のショップと変わらない。
そこで、twitterやLINEなどの各種情報拡散ツールを活用し、今自分のキャリアでは、こんな情報が新しく出ているという部分をしっかりと発信していることを伝えることができるかどうかが、大切である。
来店予約と同時に、このショップからの情報をいかにお客様へ伝えるのか?
という部分が大きい。ちなみに、登録までのフォローアップをしなければ、結果からして、ツールがあるだけで、登録までしてもらえない。
情報戦といっても過言ではない現状は、お客様に必要な情報をいかに自キャリアから見て、メリットを伝えることができるか?
待ちの姿勢では、新規顧客の獲得は難しいだろう。