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元教員インタビュー#4 編集後記

元教員インタビューの新しい記事を公開しました。


インタビューを受けてくださったのは、元教員で、現在は経営戦略企画や新規事業の開発をされている山本直さん。

山本さんとは、共通の友人を介して知り合いました。

インタビュー記事の中で、前職は株式会社LITALICOという会社で働かれていたお話をされていると思います。実はこの会社、私も前職で勤めていた会社であり、山本さんと私を繋いでくれた友人も以前はこの会社の社員でした。今は3人ともそれぞれ違う仕事をしているのですが、みんな同じ会社の出身。

…ということで、山本さんとお話しする前から、きっと価値観や考え方には共感できる部分が多いのだろうなと思っていました。

実際にインタビュー時にお話ししてみると、共感するところばかりで、あっという間に時間が過ぎてしまったような感覚がありました。

生きづらさを感じている“その人自身”にアプローチするだけではなく、“社会の側”にもアプローチしようとする山本さんのアクションの一つが、WEBサービス「Poshulou(ポシュロウ)」でした。

山本さん自身のやりたいことではあるものの、新規事業の開発となれば、決して楽なことばかりではないと思います。それでもやり遂げようとするエネルギーの源は、一体どこにあるのか?

これは私の推測ですが、「これまで出会ってきた人、一人ひとりと真剣に向き合ってきた経験」と繋がっているのではないかなと思っています。

学校で出会った子どもたち、発達支援や就労支援、人材開発に関わる中で出会った人たち、その人たちの声を丁寧に聞いてきたからこそ、きっと今のアクションがある。

そのときは全く関係のない2つの点が、あるとき繋がって、一つの線になることがある。山本さんは、それを星に例えて表現していました。


これって、星座みたいだなとも思っているんです。一つ一つの星に意味はないけれど、星をつないでいくことで、星座になり、意味が生まれる。そのときのご縁や与えられたことをきっかけに、自分で点と点を結びつけていければ、振り返ったときに「いい人生だった」と思えるんじゃないかなと思うんです。

なんてオシャレな比喩でしょう…。

仕事をする中で、やる意義を感じられないことや、自分には合わないと感じることが、もしかしたらあるかもしれません。

心と体を壊してまでやらなければいけない仕事はないと私は思っているけれど、そうでないのであれば、目の前のことにとことん向き合ってみるという選択もあっていいのではないかなと思います。

その経験は、いつか美しい星座が見えたときに輝いている“星の一つ”になるかもしれません。



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建石尚子
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