ダニエルスミスの鉱物絵具、今回はスリーピングビューティーとラピスラズリを塗りました。
こちらの続きです。
毎週2つのお話をつくっているところです。
先週はニュージーランドの鳥を描いていました。
今週は、甲虫を2種類描きます。
まずは自然界との繋がりを強化する自分なりのおまじないをしました。
鉱物の絵具です。
今回は、スリーピングビューティーターコイズとラピスラズリです。
わりと知られている石を選んでみました。
スリーピングビューティーは、以前塗った時にとても綺麗だなと思った記憶があり、今回オトシブミのゆりかごの話を描くので、それとかけて選びました。
ラピスラズリは、ホタルにと思い選びました。「あるよるのはなし2024」です。制作はギリギリ2023年ですが、発表は2024年なので・・・。それに、制作が終わるのは2024年になるかもしれませんし。
天然群青と掛け合わせてみたい(キラキラの儀で振りかける)と思いました。ダニエルスミスの天然石の絵具は、青がいくつかありますが、今回はラピスラズリを選びました。画面上で東西を融合させてみたかったのです。それに、わりと有名な石なのでわかりやすいかな、と。
そして、ネットリでビックリ。水彩絵具は、固着力が比較的弱いと言われていますが、キラキラの儀ができそうなくらいネットリしていました。
ラピスラズリだけ売切れていて、別のタイミングで別のお店からわけていただいたのですが、保管の仕方によってネットリ感が違うのか、製造の段階でロットによって違うのか、鉱物によってバインダーの割合が調整されているのかはわかりませんが、大変興味深い事実を発見し、なんだか嬉しくなりました。
尚、1ヶ月で5つのお話をつくっていく試みは、12月でおしまいになりました。昨日、ギャラリー様とのお打ち合わせがあり、決まりました。個展までに最終的に15のお話をつくるのですが、ペースに関しては間に合えばいつでもOKという感じになりました。
それから、個展以外にも出展のお話をいただきました。
また、船が肉体を失う前の物語も並行してつくっていくことになり、むしろこちらのラフが先なんじゃないかという気がしてきました。なぜなら、アキーラを使いたいからです。
詳しくは書けませんが、私は、一連のやり取りの中で、とてもあたたかいものを感じました。生きてて良かったと思いました。あらためて、ご縁に感謝しました。
つくりかけの作品たちが増えたりして、ますます混迷をきわめそうですが、なんとか乗り切って来年の秋たくさんのかたにお楽しみいただけたらと思いました。
ありがとうございます。それでは、また。
その後、制作以外のことにも取り組みました。
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