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アキーラを指触乾燥後しばらくそっそしておき、水で再溶解。リフティングしてみました。

ある船の話『そして愛だけが残った』

今日は、制作自体は日付が変わる前に終わりました。

しかし、これを投稿してから眠ります。明日にはきっと、記憶が薄れているでしょうから。眠るまでは今日！ギリギリセーフ！

ふたつ前の投稿の


クジラの背景の仕込みをした後、かねてからしてみたかったことをしました。

これまで、意図しない溶解は度々起こっていたのですが、今回は狙ってしました。溶けて、感動しました。三角になりました。写真のちょっと白っぽい緑の三角たちです。これはすごい。アクリル絵具ではできない体験でした。これからも折に触れしたいです。

今回の様子だと、アブソルバン（商品名）の層のひとつ手前まで溶けてしまった感じなので、落ち着いて、層をつくって、水加減とか力加減とかいい感じにリフティングできるようになりたいです。

（リフティングは、「リフトアウト」「リフト」「拭き取り」とも言うみたいです。水彩画の技法だと思っていましたが、アキーラにも使えます。アクリルでも、手早くできる人なら使えそうです。あと私が知らないだけで油絵や日本画などにもこういうのはあるのかもしれません。）

多分、色鉛筆やオイルパステルの層が薄すぎたのだと思います。それから、アキーラの金色の層も、何回か塗って厚くしたら良かったかもしれません。今後に活かします。

今回の感じだと、再溶解後グラッフィートはなかなか難しそうだと思いました。加減がわかれば、あるいは可能になるかもしれませんが・・・。リフティングも、広義にはグラッフィートの一種なのかもしれないとも思いました。根こそぎ、削がれましたが・・・。
まずは層を厚くするところから始めます。今日塗った金色

もういちど塗ってみることにしました。

層を厚くしたら、再溶解後、画面上での混色なども可能になるかもしれないと思っています。今は偶然ですが、狙ってできるようになりたいです。厚い層をつくっていくのが時間がかかりもどかしいですが。

リフティングをしたとき、微量ではありますが、画面上の天然石粉末やアキーラなどを除去し、破棄しなくてはならないのが切なかったです。

天然石粉末も除去されたことによりキラキラが減ったので、キラキラマシマシの儀をすることにしました。すぐにすると、溶解しそうなので、しばらく置いておいてからのほうがいいのかもと思っています。

その間、別の作品たちを進める予定です。

キラキラ増量のついでに、ちょっと白っぽく、幻想的な感じになったらいいなとか思ったりもしています。

ありがとうございます。それでは、また。


その後、こうなりました。

その後です。


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