「どこまでも」(あたたかい日々の作品紹介1)H18 x W18 x D2.4 cm
あたたかい日々の作品群の作品を紹介していきます。
全部で4点、順番は関係ありません。
カウントアップすると終わりが見えてくるので入れています。
写真は後で入れます。
まずは小さいのからです。
船の冒険の小さい作品たちと同じ大きさです。
ロッキングホースと木彫りの船を描きました。
幸せの青い鳥もいっぱいいます。
こんなにいっぱい!?という感じはありますが・・・ここには来たんです。
丸い窓からやって来ました。
私はこれまで青い鳥に限らず鳥を色々描いてきました。私は鳥が好きです。今回の個展の作品にも色々います。青い鳥は1羽で描くことが多かったのですが、「どこまでも」にはたくさん描きました。私と青い鳥の新たなる可能性を探りたかったのです。
あたたかい日々の作品群には全部の絵に青い鳥が入っています。それは、鳥の形をしていない場合もあります。
この作品群は、当初、実際の世界での風景画のような静物画のような感じをイメージしていたのですが、制作を進めていくうちに心象風景のような感じになりました。
船の冒険と決定的に違うのは、船が木彫りの船という点です。空を飛んだりはできません。どこかに乗ったりするのにも、誰かの助けが必要です。ワクワクドキドキの冒険と対照的な安全安心の世界です。
・・・と、いつの間にか作品群の説明になってしまいましたが、ひとまず書いておきます。
ある子の暮らす空間を描いたのですが、そこには、雲のラグのようなクッションのようなものがあり、ロッキングホースに揺られて空を飛ぶ遊びをしたりすることがあります。
このロッキングホースは、馬であり、ペガサスではないのですが、雲に助けられて空を飛びます。そして、木彫りの船も馬に乗り空を飛びます。
自分で出来なければできる人に助けてもらえばいいのだ、人にはそれぞれ得意不得意がありそれが個性なのだ、と思いながら制作しました。
ロッキングホースも船も、それぞれの方法でどこまでも幸せな旅を続けます。(・・・と子どもが想像しています。)
私にはかつて、壁紙を選べる機会が巡ってきたことがありました。何でも好きなのを選んでいいことになりました。そこで、青空に雲が浮かんでいるのがいいと言ったのですが、それは受け入れられませんでした。
このときのことも、今回の個展の制作には反映されています。こんな部屋があったらいいなと思いながら描きました。
ロッキングホースの色は、茶系の予定でしたが、熊のぬいぐるみと似たような感じになってしまうかもと思い、違う色にしました。色を重ねているうちに好きな感じの色ができたので、シェアしたくてこの色にしました。
ロッキングホースそのものではありませんが、絵の中には、珊瑚や天然群青などが使ってあります。
使用した素材(のうち思い出せるもの)
木製パネル、アクリル絵具、オイルパステル、水溶性ワックスパステル、天然群青、淡口珊瑚末、濃口珊瑚末、雲母、天然岩黒、ヒマラヤ水晶、純金箔、他
支持体には直径18cm(0号の長辺)のエンパネを用いました。
ありがとうございます。それでは、また。
その後Instagramのリールにキラキラの動画を投稿しました。