アキーラでスクラッチをしたら楽しかった件
ひとつ前の投稿のこちら
の後にこちらをしました。
そして・・・
夢中で引っ掻きました。最初、どんな感じにしようか迷っていたのですが、三角さんを描くことに。三角さんは、しばらく封印していたのですが、なんだかとても楽しかったです。ラフとずいぶん違った感じになりましたが、とても自分らしい絵ができつつあり嬉しいです。
アブソルバン(商品名)の層まで貫通してしまった部分もあるので(それはそれでいいのですが)重ねる色の塗り方や水加減などを色々試したくなりました。今後に活かします。
この絵は、色んな意味があります。まずはTABF2021のお礼です。それから熟睡展のお礼でもあります。また、ドサクサに紛れて山岳地帯の詩もこっそり入っています。
崖も、意味があります。今回、崖を描きたかったのです。それは崖に関するあたたかい想い出があるからです。
遠景の山の上に流れ星が7つあるのですが、これは、スターとシスターを掛けました。セブンシスターズという崖があるのです。
崖は、手前にもあります。これは屋久島の太鼓岩を想いながら描いた(そっくり描こうとしたわけではありませんが)岩です。その下は、崖で、森がひろがっています。というわけで、崖は、2.5くらいあります。
さらには、実は、地層がもう2通り隠れています。
さらには、大きな木もいます。
さらに色々重ねていきます。とても楽しみです。
ありがとうございます。それでは、また。
その後、同じ作品群のまだそんなに描いていない支持体たちの金色を厚めにしました。
クジラの絵を除いては、ほぼ金色を1回塗っただけでそっとしてありました。ダーマトグラフでちょっと描いたのもありましたが・・・。
クジラは、背景をけっこう重ねたのですが、もっと重ねたくなり金色を塗りました。色々重ねていると、具象画の場合、描きたいものの形がわからなくなってしまうのは問題だと思いました。何か、わかりやすい目印をつくれたらと思いました。
三角さんを描きたいだけ描くとか、そういうのなら大丈夫だと思いますが・・・。
それから、カッターナイフを使うと線を引きやすいことがわかりました。これまでは目打ちとか千枚通しとかケガキ針とか鉄筆とかを使ってみたりしていたのですが、しっくり来ませんでした。ガタガタしてしまうのです。それが、味かもしれませんが、思い通りに描けないのはストレスが溜まります。画面をきわめて平坦にしたらあるいは大丈夫かもしれませんが、そういう問題でもない気もします。
カッターナイフの場合、切れ味抜群です(オルファのスピードブレードを使いました)。ただちょっと線が細すぎる気はします。画面の絵具を一旦やわらかくしてから(アキーラだからこそできること!)なら、今まで使いづらいと思っていた道具たちでも大丈夫かもしれないとは思います。水加減が、難しそうですが・・・。だんだん慣れていけたらと思います。
その後です。
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