「並行世界を見守る者」(船の冒険の作品紹介4)H22.7 x W22.7 x D2.2 cm
船の冒険の作品群の作品を紹介していきます。
全部で6点、順番は関係ありません。
カウントアップすると終わりが見えてくるので入れています。
写真は後で入れます。
4点目からは、ひとまわり大きな絵です。
こちらの作品は「オルターエゴ」とか「フクロウさんはお見通し」とか「スーパーオウル」とかいうタイトルにしようかとも思いましたが「並行世界を見守る者」にしました。
空想の世界には、空想の世界と現実の世界を見ることができるフクロウさんが棲んでいます。ずっとふたつの世界を見守っています。
今回の個展のタイトル「そして愛だけが残った」は、フクロウさんの証言という感じで、ピカレスク様にフクロウさんの絵で素敵な告知画像をつくっていただきました。ありがとうございます。(この記事の公開時点でまだ投稿できないので、後日、投稿します。)
フクロウさんとミミズクさんは、羽角の有無で見分けるという説もありますが、例外もありますし、ミミズクさんはフクロウさんの仲間でもあるので、ここではフクロウさんと呼んでいます。
フクロウさんも、私は好きです。鳥さんはたいてい好きですが・・・。
私は幸せや幸運のモチーフをこれまでも描いてきたので、その流れでフクロウさんを個展の作品にも描いたというのもあります。
フクロウさんの目の中に、空想の世界と現実の世界を描きました。色々試しましたが、ぱっと見、目っぽくしたかったので最終的に黒い背景にしました。冒険の世界の船は、舷窓が開いている側、あたたかい日々の船は閉じている側になっています。
雲母や青貝、色々な天然石粉末を使いました。ヒマラヤの水晶もあります。この作品に限らず、船の冒険とあたたかい日々には、すべての作品にヒマラヤの水晶の粒が潜んでいます。作品の大きさ毎に、1粒だったり2粒だったりもっとたくさんだったり・・・。
祝福の印です。
普段気づきにくいけれどそこにあるささやかな幸せだったり、思いがけない幸運だったり、どこかでそっと見守ってくれていてときには助けてくれる誰かだったりします。
生き物を見守る船の作品群には、ヒマラヤ水晶がありません。なぜなら船が祝福の印だからです。
使用した素材(のうち思い出せるもの)
木製パネル、水性アルキド樹脂絵具、天然岩黒、ヒマラヤ水晶、淡口珊瑚末、濃口珊瑚末、紫雲末、紅玉末、瑪瑙末、青貝粉、雲母、他
支持体には直径22.7cm(サムホールサイズの長辺)のエンパネを用いました。
ありがとうございます。それでは、また。
その後、Instagramのリールにキラキラの動画を投稿しました。
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