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絵の作品(船の冒険)

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個展の作品群は3つです。そのうちのひとつは、船自身の冒険です。6点の予定です。完成した絵を入れていきます。制作過程は別のマガジンに。 ※その後、2024年以降の作品も入れていくこ…
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#アナログ

幸せ山の大噴火 2024年制作

16点目です。 こちらも、15点目と同じように、まずはこういった形で・・・ この土日でリール用の動画を可能な限りたくさんつくる予定です。 私は山が好きで、今までも色々描いてきました。今年の個展も山を描きたかったのですが、お話し合いの結果、山そのものをテーマとすることはできませんでした。 「出産」というテーマでどんな作品をつくれるのか、試行錯誤していく中で、案外、山を色々描くことができ嬉しいです。背景に遠慮がちに描いているものが多めですが、こちらの作品は山がメインになっ

桃源郷を後にして 2024年制作

いよいよ今日から個展です。 制作も設営も終わったので、途中になってしまっていた出展作品の投稿の続きをします。 14点目です。 ひとまずキラキラ動画です。写真も撮りましたがスライドショーができていないので、まずはこちらを・・・。インスタに後日別の動画を投稿する予定です。 船が桃源郷を出発したら、桃たちもついてきた・・・そんな物語です。 「出産」といえば桃なんじゃないかと思い、2つの古いお話から物語をつくりました。 桃源郷は、桃がいっぱい咲いていると思っていたのですが、桃

「伝説の地底湖にて」2024年制作

こちらは、2024年の個展の出展作品を個別に紹介する記事です。今のところ週1で投稿していく予定です。毎週土曜にX(Twitter)やインスタなどに投稿を始め、1週間分をまとめてnoteに投稿します。というわけでゆっくりめです。 ついに1点目。トップバッターは、今年のメインビジュアルの作品です。タイトルは「伝説の地底湖にて」の予定。この記事を書いている今、まだ検討中です。締切までに決めます。 今年の個展のテーマは「出産」。「出産」からイメージしたもののひとつが、コウノトリで

2024年個展出展作品一覧

個展の出展作品をまとめていく記事を、まずは投稿します。最初はスカスカです。この先、各作品をそれぞれの記事で投稿する予定です。そして、この記事にリンクを増やしていきます。記事たちは、こちらのマガジンにしまっていきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 今年の個展のテーマは「出産」です。「出産」から連想した色々を『そして愛だけが残った』の船の冒険の世界に持ってきて、独自の絵を描きました。お楽しみいただけたら幸いです。

「奇岩の町」2024年4月制作

その町は、実に奇妙だった。 まず、建物が船にとっては見慣れない姿だった。 しかも、てっぺんには、それぞれどこかで見た形の岩がのっていた。 落ちそうなのに落ちないらしい。 いつ誰がどのようにしてつくり、なんのために設置したのか それはこの世界で7つの不思議のひとつとされていた。 「つくる」という行為と関連のある絵です。 ピカレスク様の「Tokyo Artist Book Fair 2021」に出展した作品集『おやまぁ ―世界のどこかの落ちそうで落ちないさんたち―』のその後

「缶詰のち冒険」2024年4月制作

缶には船の気持ちがわかった。 船は、いまや根拠の無い自信で満たされていた。 もう、大丈夫。 お別れは寂しいけれど、そろそろ。   缶は蓋を開いた。 船は元気いっぱい外に飛び出した。 この缶は「オオハシ製罐謹製☆根拠のない自信がうまれる缶」という名前です(「自信が手に入る」だと長すぎると思ったので「自信がつく」に改名しました。さらに「自信がうまれる」のほうがリズム等々が好きだと思ったので、最新の名前はそうなっています)。実在の会社や商品とは関係ありません。 「クジラの「」ク

「並行世界を見守る者」(船の冒険の作品紹介4)H22.7 x W22.7 x D2.2 cm

船の冒険の作品群の作品を紹介していきます。 全部で6点、順番は関係ありません。 カウントアップすると終わりが見えてくるので入れています。 写真は後で入れます。 4点目からは、ひとまわり大きな絵です。 こちらの作品は「オルターエゴ」とか「フクロウさんはお見通し」とか「スーパーオウル」とかいうタイトルにしようかとも思いましたが「並行世界を見守る者」にしました。 空想の世界には、空想の世界と現実の世界を見ることができるフクロウさんが棲んでいます。ずっとふたつの世界を見守って

「ツキの粉をどうぞ」(船の冒険の作品紹介1)H18 x W18 x D2.2 cm

船の冒険の作品群の作品を紹介していきます。 全部で6点、順番は関係ありません。 写真は後で入れます。 こちらの作品は、今回の個展の出展作品のうち、最初に制作したものです。 船の冒険の制作は、私も冒険しました。アルキド樹脂が使われた「アキーラ」という名前の絵具を主に用いました。これまでも少しずつ使ったことはありましたが、あまり使ったことのない画材でした。 3つの作品群を全然違う感じにというリクエストをいただいていたため、画材を替えることによっても違いを出すことができるの

空想の世界での船の冒険(2023年の個展の3つの世界の説明1)

2023年の個展は3つの作品群で構成されています。 (2022年は2つだったのでちょっと成長? 数が増えればいいってものでもないかもしれませんが・・・。それに、来年は4つの作品群さらに再来年は5つというわけにもいかないでしょうし。) 制作順に書いていきます。 ひとつめは、船の冒険。 空想の世界の話です。 空想の世界と対になる現実の世界もあります。 (両方とも、私にとっては空想ですが・・・。) この現実の世界で、ある子が木彫りの船と遊ぶとき、あるいは眠って夢を見ている