想いを形に
実際にYOGA教室を開いてみる!
こんにちは!
乳がん患者さんが治療に前向きになれるヨガ教室を開催することを夢に挑戦中の中村香織(なかむら かおり)と申します
前回の記事では、挑戦の背景をお伝えしたので今回は挑戦の内容についてお届けします
いつか乳がん術後のYOGAをしてみたいと思っていたのでYOGAのインストラクターの資格をとっていました。しかし実際にインストラクターとして活動したことはありません
今回 Little Physioを機に一度YOGAのクラスを開いてみようと思い、知り合いにお願いして集まってもらいました
YOGAクラス開催前にWith You(伴走支援者)の中馬さんの紹介でヨガのインストラクターをされているまい先生にYOGAクラス開催について相談させていただき注意点や考え方などを教えていただけました
YOGAも理学療法プロセスと同じように目的を明確にすること、リスク管理が大切であることを学びました
言うは易く行うは難し
YOGAクラス開催にあたりYOGAの勉強をし直して基礎の部分、ポーズ、リスク、効果についてなど40歳の私には覚えることがすごく大変でした
ノートにまとめたり毎日一回はYOGAを練習したりと、本当に言うは易しく行うは難しでした
でも大変だったけど楽しかったです 久しぶりに自分のやりたいことに集中できてワクワクしました
いよいよYOGA教室開催
今からYOGA教室を人生で初めてやります
記事を書いている今がまさにその直前一人でYOGAスタジオで緊張して練習しているところです
頭の中では何回も練習して家でも何回も練習してきたので今日は楽しくできたらと思ってます
理学療法士の実習の時に、患者さんに初めて自分が治療をさせてもらう時のように
かなり緊張しています
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今回理学療法✖️YOGAということで何が自分にできるだろうと考え
YOGA前にスクリーニング的ではありますが身体的評価をさせていただきその部分を意識してYOGAをしてもらうようにしました
YOGA中も評価内容を元に声かけを意識させてもらい自分の体を自分でケアする感覚も体感してもらえたらなと思っています
触診とアライメントの評価 問診をさせてもらいました
喋りながらYOGAするとかなり息上がりました笑
YOGAをする前はなんで挑戦しようと思ったんやろう・・とか自分には無理なんちゃうかな?とか少し後ろ向きな考えも出ましたが、やってみると楽しくて充実した時間を過ごせました
挑戦への葛藤
今回私についていただく伴走者の方ともう一人With Visor(スペシャルアドバイザー)を務めていただく生野達也先生と面談がありました
先生は病院勤務の後に起業された方です
面談前は起業された先生だから起業の仕方や集客の方法を具体的に聞くのかなと思っていました
しかし、実際は想像と全然違って起業への思いの部分を詳しく聞かせていただけました
先生の想いは目の前の患者さんを救いたい
笑顔にしたいと言うシンプルだけど揺るがない気持ちでした
私の本当の想い
私は急性期病院で働き出して20年になります。子育て中、吐きそうになりながらも続けられてきたこの仕事はやっぱり好きなんだという気持ちと職場のメンバーもとても仲良く環境に恵まれ充実感もあるからだと思います。この職場でこの仕事で本当によかったなと思っています
今の仕事をやめてでも乳がん術後のYOGAクラスをしたいのか
仕事をやめないとYOGAできないならYOGAは諦めた方がいいのか
仕事をやめないとYOGAはできないのか
今回Little Physioに挑戦するまでも何回も自問自答した問題です
なんでも遠慮なく質問をとおっしゃっていただいたので、お言葉に甘え生野先生にそのことを質問させていただきました。私の気持ちがわかると言っていただき、同じように葛藤されていたことを教えていただきました
笑顔にできる人を救いたい
先生のその言葉を受け、気持ちは本当にシンプルだけど根っこの部分で揺るがない思いだなと感じ話を聞いているうちに涙があふれてきました
生野先生との面談で私は自分の中の自分の素直な気持ちに耳を傾けてみることができました
その日1日ずーっと自分の気持ちに自問自答を続け
理学療法士になりたい!と思った高校生の時の気持ちを20数年ぶりに思い出しました
できない理由を探すことはなんぼでもできる
できない理由が全くない、言い訳ができない時の方がむしろないと思いました
自分がいつか、いつか向こうからチャンスがやってきてくれるのを何もせずにひたすら待っているだけではダメなんだなと気づきました
私が理学療法士になりたいと思った理由
生野先生の面談の後、いろんなことを思い返して自分がなんで理学療法士になりたいと思ったのかな?と考えました
私は、高校1年の時にクラブ活動中(バスケットボール部)に膝の前十字靭帯靭帯を損傷し手術をしました
手術前は普通に歩けないし痛いし、もう一生ずっとバスケもできないんじゃないと高校生ながらに将来のことに不安を覚えました
もちろんその時に、術後にリハビリがあるとも想像もしていないし、理学療法士という仕事があるということも知りませんでした
入院していよいよ明日手術という日の夜に担当の理学療法士の先生が来てくれて、術後からリハビリがあるよと教えてくれ、緊張していた気持ちをほぐしてくれたのを覚えています
それから術後、膝が曲がらなくて痛かったり、筋力が落ちて上手く運動ができない私の心に寄り添いながら励ましてくれて競技復帰まで支えてくれた理学療法士の先生のことを思い出しました
いつもリハビリをしながら私の話を聞いてくれて寄り添ってもらえたことが不安を軽減してくれ、前向きになれました
不安だった自分を支えてくれた先生がものすごくかっこよくて憧れて自分もなりたいと思って理学療法士を目指したのでした
私の中の想い
今回の生野先生の面談、 With Youの中馬さんと面談を重ねて気づいたことは,
私は心に寄り添った関わりを大切にして人の役に立ちたいと思っていたんだということです
今回Little Phyioの挑戦中に自問自答を繰り返し行いそのことに気づきました
そしてもう一つ、学生の頃と違うのは自分が出産、子育てと経験して辛い時期を経験してしたからこそ、女性に自分を大切にして治療に前向きに取り組んでもらいたい
幸せになってもらいたいという気持ちがあるということに気づきました
その一つとしてYOGA教室をしたかったんだということに気づきました
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その気づきとこれからの挑戦について、皆さんにプレゼンテーションとしてお届けできる機会をいただきました。
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Little Physio 2022 プレゼン本大会
日時:2022年6月11日(土)10:00~13:30
会場:京都リサーチパーク
*オンライン観覧も可能!
概要・申込み:公式HPより⇨https://little-physio.jp
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