わたしを見つけたい
人生の折り返し地点が近づいてくるのをひしひしと感じながら、わたしはわたしに迷っている。
わたしは何がすきだったんだろう。
わたしは何に価値を感じるのだろう。
ひたすらに信じてきたもの、掴んだように見えていたものが両手から溢れて見失ってしまった。
世界だけが進んでいくのに、空っぽなまま、まるで置いてきぼりになったようだ。こんなに彩りに溢れているなかで、自分だけがモノクロだ。
自分の好きを、価値を、長所や欠点やありのままの自分をひとつずつ拾い集めて、心にも彩りを添えたい。その1歩として、心のままに書き殴ってみよう。
(写真はどちらも京都、長岡京の秋。)
世界はこんなに彩りに溢れている。