今週のたろー 92
この前初めてファミチキのバンズ買ってファミチキ挟んで食べてみたんですけど、めちゃめちゃうまいですね、あれ。ファミチキそのまま食べるより好きです。パンの甘味とタルタルソースがデブ一直線な感じはするので、気を付けつつ、ご褒美でたまに食べます。ありがとうファミリーマート。
そんな今週はドラマー・玉田豊夢で5曲です。
何組かのツアーが同時に進行してて、この人に合わせた日程なんじゃなかろうかってこともあるほど引っ張りだこ。椎名林檎と斉藤和義を平行してやってたのはびっくりした。
(最新のプレイリストが表示されています。過去の分を読んでいる方は一番下のアーカイブプレイリスト6~10をお聴きください)
1.椎名林檎『走れ ゎナンバー』2014年
東京事変を経てからのアルバムにはちょくちょく参加している玉田豊夢。きっかけはレキシとのコラボなのかなぁとも思う。椎名林檎サイドでいえば『労働者』。
タクシーの"わ"ナンバーが小文字に見えていたためタイトルは"ゎ"。この気持ちわかる。でもほかの平仮名は普通に大文字なので、正式には"わ"なんだろうけど。
2.レキシ『きらきら武士 feat.Deyonná』2011年
こっちがレキシサイド。誰が演奏してるか調べてみたら、ギターがシャカッチことハナレグミでびっくり。まさかギターのみで参加してると思ってなかった。
レキシのバンドは中村一義との100sからの流れがあるから、ドラム・蹴鞠Changこと玉田豊夢とベース・ヒロ出島こと山口寛雄のふたりは基本メンバーとして参加している。
もうひとりドラマーとしてツアーに参加するのが、伊藤に行くならヒロブミこと伊藤大地なのだけど、彼がこの曲叩くとサビのスネアの裏打ちがなくてちょっと気持ちが悪い。伊藤大地好きだけどそこだけ気になる。
3.宇多田ヒカル『真夏の通り雨』2016年
今回一番の問題作。名曲かどうかではなく、玉田豊夢の使い方がすごい。
バスドラム3連打のみ。玉田豊夢である必要性がまったくわからないという。本人が関ジャムに出ていたときにも不思議な現場だったと言っていた。打ち込みで出来そうなのに一流を使う宇多田ヒカルの凄み。
実は今回の5曲、ベースも全部山口寛雄で選んでいます。そしてこの曲、ベースもヤバい。むしろベースのほうがヤバい。
宇多田ヒカル恐るべし。
4.斉藤和義『マディーウォーター』2016年
さっきとはうってかわって、斉藤和義・山口寛雄・玉田豊夢のガチンコの演奏。Mステでこの3人の演奏でめちゃめちゃカッコよかった。アルバムバージョンはリズムマシンに変わっているので、シングルの生楽器を。
斉藤和義のバックバンドで長年玉田豊夢がついていたけど、最近は河村カースケさんの息子の河村吉宏とかがついている。逆にベースが山口寛雄がついているので、斉藤和義はいいメンバーをいつも選んでるなぁと思う。
ちょっと話は変わるが、最近引く手あまたのギタリスト・真壁洋平を最初に大々的に連れ出したのは斉藤和義。去年末、斉藤和義・吉井和哉・YUKIという3組のツアーを同時に回っていたのは度肝抜かれたけど。
5.中村一義『キャノンボール』2002年
後に100s(ひゃくしき)として正式に活動するメンバーで録音されたアルバム。
天才と言われていた中村一義に「ドラムの天才がいるんだけど」と紹介されたのが玉田豊夢だったらしい。
そこに当時まだSUPER BUTTER DOGだった池田貴史こと現在のレキシも参加。今から考えたらなかなかの豪華なメンバー。
死ぬように生きていたくはない
という歌詞に負けないように生きてるところはある。たまにボロ負けするけども。
そんな専門学校の同級生がまさか今までずっと演奏してるとは思ってなかっただろうなぁ。しかも玉田豊夢の奥さんと3人で小谷美紗子Trioとしても活動したりしているし。
自分が好きな人達に呼ばれ続けるだろうから、避けて通れないこの人達を楽しんで聴いていこうと思います。
↓アーカイブプレイリストです。