What is love.

以前にも書いたかもしれないが、私は「２０代の知見」が好きだ。
もし書いていたらくどいかもしれないが、好きなものを何度好きと言っても
構わないだろうという威勢の良さで思いの丈を綴らせてもらう。

あの本を読むと、なんとも言えない気持ちになる。
そしてなぜか、もう一度読みたくなる。

軽率に、軽やかに、少しの寂しさと切なさを抱き抱えながら
人生という一瞬一瞬を過ごしたくなる。不思議だ。

我々は今日、いや今この瞬間が一番若い。自分史上、後にも先にもだ。
さあ、この瞬間、あなたの心には誰がいるだろうか。

まったく取り止めのない話題をもう一つ、この文章を読んでいる
人生を放浪しているあなたにプレゼント。

愛とは、恋とはなんだ。

この壮大で、誰もが一度は通り、結局結論など出ない問いについて考える時間を、
無駄で、でもなぜか愛おしい時間として共に過ごそう。

そして、こんな取り止めもない話題は、晴天の光を跳ね返すキラキラの川の上を、まるで世界は自分のものだと飛ぶ鳥のように軽やかに結論づけてしまおう。

簡単に死ねない、ということだ。

愛する人がいるということ、恋する相手がいるということは、
おいしいコーヒーを飲んだらその誰かにも買ってあげたくなることである。

そのコーヒーを飲んだ彼や彼女は、食べてしまいたくなるような笑顔で
「美味しい、ありがとう」と笑うだろう。

そんな笑顔を残して、死ぬわけにはいかないのだ。

ましてや、自分が死ぬことで少しでもその笑顔を土砂降りにしてしまう瞬間があるとするならば、
それこそまさに「死んだほうがマシ」ということである。

さて、意味がわからない随筆ができあがったところで、やることは一つ。

あなたを愛しすぎて苦しくて、幸せすぎてマントルの中にでも飛び込んでしまいたいと叫べ。