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アグラ|観光地より散策【インド🇮🇳一人旅#8】

※1ルピー→1.8円で計算(2024年10月のレート)

前置き

↓#7からの続きです

このnoteはアグラの街を散策したり、主要観光地を観光した際の日記である。
観光地を回るのもいいのだが、街を散策したり、ローカルな人々の日常の中に入り込むような経験をする方が好きだし印象に残っている。
こればっかりは性格的なものだと思う。

↓今回出てくる場所のGoogle マイマップ 参考までに

ホテルの近くを散策

最高のホテル

ホテルにチェックイン。今回この宿に2泊する予定である。

MAX GUEST HOUSE 店主がイケメン

部屋に案内される。
とてもいい感じの部屋だった。

本当にいい部屋だった

個室で2泊2800ルピー(5040円)。Wi-Fiもしっかり繋がる。
水回りも綺麗。お湯も出る。
日本円の両替も結構いいレートでしてくれた。
思い返せば、今回のインド旅行中で一番いいホテルだった。
是非アグラに泊まる際は利用していただきたい。

booking.comのリンク↓

暴走族

昼1時過ぎ。
荷物を部屋に置いてサンダルに履き替え外に出る。
とりあえず近くのチャイ屋でチャイを飲む。

ホテル近くのチャイ屋
アグラ滞在中10回くらい来た
飲み終わったカップはゴミ箱に捨てる

明日タージマハルに行くことは決めていたが、今日は特にすることはない。
とりあえず、昼食を食べたかったので辺りを散策してみることにする。
ドブ川沿いを歩く。京都の哲学の道を思い出す。
ここではヤギとか牛とかとすれ違う。
歩いていると、外資系チェーンっぽい喫茶店があったので入ってみる。
カフェラテを注文してテラス席で飲む。うまくはなかった。

カフェラテ 270ルピー(486円)

ぼーっと外を眺めていると、ラクダ乗りが目の前を通る。
インドだなぁと思っていると、大量の盛り上がっているインド人を乗せて爆音を鳴らすトラックが走ってくる。この時は正体はわからなかったが、ディワリのパレード的なものだと思われる。
こういう非現実的なものに無意識に出会えると嬉しくなる。
旅の醍醐味なのだろうな。

ディーワーリーまたはディワリ(ヒンディー語: दीवाली, dīwālī、サンスクリット: दीपावली, Dīpāvalī)は、インドのヒンドゥー教のお祝いである。別名「光のフェスティバル」とも呼ばれ、ヒンドゥー暦のカールッティカ月の新月の夜(グレゴリオ暦では10月から11月)に5日間かけて祝われる。

wikipediaより
ディワリ爆音暴走トラック

高級レストランで昼食

カフェで十分休憩できたので近くの「地球の歩き方」でお勧めされているレストランに行ってみることにした。
少し歩いて到着。
何の気なしに店に入って気づいたが、バリバリの高級店だった。店に入った手前、引き返すこともできないので着席する。
メニューを貰う。やっぱり高い。

MASALA BISTRO RESTAURANT
ドアマンがいる時点で気付くべきだった

豆カレーとチャパティを注文。チャパティは油でギットギトだった。でも美味かった。合計565ルピー(1017円)。流石に散財しすぎな気もするが気にしても仕方ないので切り替えていく。

水はワイングラスに注がれるスタイル

No. 1 DOSA

昼食を食べた後、ホテルに戻る。
ベットに横になったり、ホテルのマスターに両替をしてもらったりしていたら夕方になっていた。
昼間とは反対側に行ってみることにした。栄えている通りを歩く。

アグラの栄えている通り

道路沿いに結構屋台はあるが、どうもピンとくる店がない。
その後もスーパーマーケットに寄ったり、チャイをしばいたりしていたら
辺りはすっかり暗くなっていた。
大通りを歩いていると、またしてもバカデカスピーカーを積んだ爆音トラックに遭遇する。トラックの後ろを仮装をした若者がハイテンションで行進している。
若者たちに見つかり、手を振られたり、握手を求められたりする。
人気者になったような気分だが、勘違いである。珍しいだけ。
でもいい思い出。

楽しそうで何より

そうこうしていると、いい感じのドーサの屋台を見つけたので注文する。
客はあまりいなかったが、店主がいい人そうだった。

笑顔が素敵な店主

ドーサを注文。50ルピー(90円) バカ安 バカ美味
ベストドーサ。具体的な味までは思い出せないが、最高の経験だったことだけは覚えている。

何も言う事はない また食いたい
隣にいた14歳の少年
英語が達者

夕食を食べれて満足したので、歩いて宿に戻る。
もちろんチャイ屋に寄ってから。

チャイを飲んでいたら絡んできた少女
何言ってるか全くわからんかった

宿に戻って、テラスでタバコを吸ったり、洗濯をしたりして寝た。

アグラ観光

タージマハルへ

朝8時ごろ起床。インド5日目。
今日はタージマハルを観に行く。まずはいつもの店でチャイを飲む。

モーニングルーティン

チャイ屋の近くにいたリキシャの運ちゃんに声をかける。
100ルピー(180円)でタージマハルへ。
客引きしてくるやつじゃなくて、こちらから声をかければぼったくられるリスクはある程度減らせると思う。

タージマハル西門に到着。近くに立派なメトロの入り口があった。
アグラに地下鉄があるという情報は入ってなかったので、建設中なのかもしれない。

メトロ入り口
工事してる感じではないが人の気配がなかった

西門から歩いてチケット売り場を目指す。結構遠い。人の流れに沿って歩く。
チケット売り場に到着し、チケットを購入。
インド人用の窓口は混んでいたが、外人用窓口は空いていた。
外人はタージマハル本殿の入場券込みで1300ルピー(2340円)。

チケットはコイン型

入り口に並ぶ。入り口付近にいた従業員っぽい人に中に無料のガイドがいるからついて行ってねと言われる。多分めんどくさいやつ。
入場するには荷物とボディチェックがある。荷物チェックにパスポートを入れた鞄を預けてしまいパクられないか冷や冷やする。
ボディチェックでポケットに入れてたタバコ用のライターを没収される。
続いて鞄を受け取りに行くが、本と三脚は中に持ち込めないとのことなので、近くのクロークに荷物を預けて再び列に並ぶ。
面倒臭い。タージマハルに行かれる際はあまり荷物を持たずに行くことをお勧めします。

タージマハル入り口 外人もインド人も同じ列

2回目の身体検査を終えて中にはいる。中に入ると入館証みたいなのをぶら下げた男達がgoverment guideだ無料で案内すると言って付き纏ってきたが、面倒臭いことになるし、そもそも英語でガイドされてもよくわからんので強引に断って歩く。

肝心のタージマハルを見た感想は同じような内容のブログとかが他に大量にあるので割愛する。
タージマハルがシンメトリーなのは知っていたが、正面だけでなく、左右後ろ側も全く同じ形をしているのは知らなかった。
近くで見ると全部大理石を削って作られててすスゲーなと思った。
そりゃ当時の国家財政圧迫されるわ。
なんだかんだスゲーので訪れる価値は大いにある。

近くからみるタージマハルは圧倒される

アグラフォートへ

タージマハルの観光を終えて、外に出る。
クロークで預けていた鞄を受け取り、タージマハル正面入り口付近の土産物屋などを見て回る。特に買いたいものも食いたいものもなかったので、タージマハルから2kmくらいの距離にあるアグラフォートへ向かう。

土産物屋 そそられる物はない

タージマハルとアグラフォートは一本道で繋がっている。
どうやらリキシャとか車は入ってこれない道みたいである。
しばらく歩くと車道が現れて、大量のリキシャが客待ちをしている。
チャイ屋があったので、とりあえずチャイを飲んでいると、リキシャの運転手に絡まれる。運転手の溜まり場だった。
押しに負けて50ルピー(90円)でアグラフォートまでリキシャで行く。
歩けない距離ではなかったが、思ったより遠かった。
歩いている人は一人もいなかった。

リキシャの運転手達
リキシャに乗ってアグラフォートへ

アグラフォート到着。チケット売り場へ、600ルピー(1080円)。
タージマハルのチケットを持っていると50ルピー(90円)の割引がきく。
入り口の荷物検査に並ぶ。
タージマハルで鞄を預けることになった反省を生かして、三脚など目をつけられそうなものは鞄の奥に隠した。
見事に荷物検査は通過することができた。

アグラフォート入り口

例によって、中の様子は割愛するが、思ってたより中は広くてみるところが多かった。ただ、皇帝が変わったタイミングで何回か増築されているので、場所によって建物の雰囲気が全然違うので見ていて飽きなかった。
だけどやっぱり、一番の醍醐味はアグラフォートからタージマハルを眺めて、シャージャハーンの思いを馳せることだろう。

1658年にシャー・ジャハーンの息子アウラングゼーブが皇位を継承し、シャー・ジャハーンはアーグラ城塞に幽閉され、亡き愛妃の眠るタージ・マハルを眺めながら、1666年に74歳で死去した。

Wikipediaより
アグラフォートから見えるタージマハル
個人的には外からみる城壁が一番好きだった

そんなこんなでアグラフォート観光終了。
現在昼の1時過ぎ。昼食を食べようと目的地もなく歩き始める。

#9に続く。

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