illness

夜分遅くを極めたこんばんは。
前回から2ヶ月も空いてしまいました。反省。

noteは今後完全に私物化しようと思います()上野貴広です。





ふと気付きまして、僕は楽曲をリリースするまで歌詞を載せたりして来ませんでした(記憶が正しければ)


ライブで先に演奏していても、フロアで見てくれている人が歌詞まで聞き取れるかはかなり難しいところ(ボーカルの腕が問われる)



以前にもお伝えしたように、noteに関してはディープでマニアックな人が踏み込んでくれたら、読んだ人だけが一つLittle Bluff通になれる話を提供出来ればと思っています。

ライブやSNSでは言わないこととかですね。

そこで今回はリリース前の楽曲でも歌詞を載せてみようと思いました。

基本的にレコーディングするまでは歌詞が変わる可能性を考えて載せることはなかったんですが、変わったとしてもそれはそれで面白いのかなと、

(あ、あそこのフレーズの歌詞変わってる…)
みたいな感じもアリでしょう。

注意深く聞いて、読んで、気付いてくれたら嬉しい…みたいな。


そんな思いです。



今回の曲は、
3/1のライブで初めて披露した楽曲。

20年来の付き合いにもなる大事な友達へ書いた曲。

一緒に遊んで、一緒に怒られて、
僕がどん底に落ちていた時も何も言わずに隣にいてくれたやつ。

大人になってからそいつと会うのはいつも決まった公園のベンチ。
何時間も話して、無言になって、また話が生まれて、夜が遅くなったら帰る。

ただそれだけ。

その全て。

それだけの歌。




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illness

なぁ くだらない話をしよう
例えばありもしない作り話
ひどく疲れた顔をしてるぞ
「意味がない」とか言わず付き合えよ

そう思い通りにいくことなんて
ありはしない 馬鹿でも分かる事
それでも少しばかりは
報われたいと思うのも普通の事

位置について 鳴り響いた銃声
あぁもう 乗り遅れたら困難です挽回
デカいツラの不条理 殴りたくなるよな
とにかく飯だけはちゃんと食え

「どうやったって 誰も僕に気付かない」
先天性の臆病が解り合う為の羽を与えた
どうやったって 終わりが訪れるなら
白黒付けるのはまだいい
もう少し楽に息をさせてくれ

「もう期待なんてしてないよ
裏切られる事にも慣れたよ」
全て諦めた顔をして
笑う君の声は震えていた

「なぁ くだらない話をしようよ」
昔 君から言い出したんだよ
「休み休みでも 悪くはない」と
「飛び立つ為の羽休み」
その言葉に救われていたんだぜ

壮絶とは程遠いかもしれないけど
後天性の強がりと
その身体で此処まで来たんだろ
塞ぎ込んだら この手を差し出したい
歩き出す恐怖心さえも
最後が来るまで分け合おう

どうやったって 感情は嘘を付けない
誰にも聞こえない声で 内側から今も叫んでる
どうやっても僕ら 上手には生きられないなら
いっそ捨てちまいたいよ
その度に立ち止まればいい
何度でも話をしよう
解り合う為の羽が舞うまで

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