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ストーカーを歌った「Every Breath You Take(見つめていたい)」から膨らんだもっと怖い想像

イギリスのバンドThe Police(ポリス、ボーカルはスティング)が1983年に発表した「Every Breath You Take」。

子どもの頃に初めて聞いたとき、「ストーカーじゃん。怖っ!!」と思ったので、その後、普通のラブソングと勘違いされることもあると知って驚いた。どこをどう聞いても犯罪の歌だと思う。

しかし、何十回目かにこの歌を聞いていて、ふと、もっと怖い妄想をした。"Since you've gone ... I keep crying baby, baby please"の歌詞の部分で。

これは単に相手が去った、(付き合っていたが)別れた、と通常は解釈されていると思うが、ストーカーだった語り手の男が実は相手を殺してしまっていて、goneはそういうことなのではないか?と考えてしまった。

今はこの世にいない(自分がこの手で消してしまった)相手の動作も思考も自分の頭の中だけにあり、夢の中で見つめ、「君は僕の中にしかいない」(Oh, can you see / You belong to me?)とも解釈できるのではないか。

という怖い想像・・・。美しいメロディーで淡々と歌い始め、徐々にシャウトしつつ全体的におとなしい歌なので、余計に怖い。


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