- 運営しているクリエイター
#オペラ
「浜辺のアインシュタイン」2022年、神奈川県民ホール:1970年代の"前衛オペラ"を新演出で上演
1976年初演の作品を新演出で上演。約4時間(休憩1回25分含む)。一部の繰り返しを省略したらしいので、オリジナルはもっと長いらしい。
歌詞原語(英語)・せりふ日本語上演。歌詞は数字などをずっと言っているので、字幕はなし。せりふが翻訳されているのはいいのだが、原語の英語字幕がなかったのは非常に残念。
一貫したストーリーはなく、場面ごとに意味がありそうななさそうな芝居のようなものが繰り広げられた
オペラ『ペレアスとメリザンド』新国立劇場:現代的演出と歌唱的盛り上がりや歌詞の機微は両立できたか?
ドビュッシー作曲のフランス語のオペラ『ペレアスとメリザンド』。原作はメーテルリンクの戯曲だ。
舞台は、森と海があり、一年中暗くじめじめした王国。老王の孫で、結婚歴があり、幼い息子のいるゴローが、狩りの途中、道に迷い、ある泉にたどり着く。そこにいた美しく若い女性メリザンドを見初め、結婚する。新婦を伴って城に帰還するが、メリザンドと、ゴローの異父弟ペレアスは次第に親しくなり――。
今回の舞台では、
「シャルリー~茶色の朝」フランスのベストセラー小説が原作のオペラ:日常に忍び寄る独裁の恐怖
世界中で読まれているフランク・パヴロフの短い小説『茶色の朝』(原題:Matin brun、1998年)を原作とする、ブルーノ・ジネール作曲のミニ・オペラ(ポケット・オペラ)の来日公演(日本初演)。2021年10月30日(土)、31日(日)、神奈川県立音楽堂。
「茶色の朝」から始まる見えない脅威小説『茶色の朝』は、心理学者でもある著者が自ら著作権を放棄しており、フランス語の原文がインターネットで無