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二次創作ポエム「僕の流れ星」

僕は20年ひきこもっていた子供部屋おじさん。

大学を中退し、フィアンセにも逃げられた。お先真っ暗。

ある春に、たまたまネットサーフィンをしていた。

<流星>という新しいアプリだった。

あー流れ星か、僕には関係ないや。

そう思いながらもアプリをインストールした。

あれから5年、僕はそのアプリの虜になった。

辛いとき、さみしいとき、いつも<流星>の文字を見るだけで

泣きそうになる。

ひきこもり20年でやっと

仕事に出ることにした。

<流星>の画面の中できらきらしてる女の子たち。

毎日泣いたり笑ったりしながら夢に向かう子達を見ていた。

毎日、褒めて、励ましてくれた。僕に笑顔が戻った。

僕は、もう、諦めていた。

生きてるだけでいいや。

どこにも行かなくていい。

なにもしなくてもいい。

このアプリがあればいい。

そう思っていた。

でも<流星>の中のなかなか見れない<流星群>を見つけた。

「ついてきて、一緒に頂点目指そう」そう言われた。

最初に意味が分からなかった。

でもいつの間にか

流れ星に願いごとをする少年のようになっていた。

もうあんな願いは闇に葬ってきたはずだった。

でも僕には昔、夢があった。

年齢的に同じ夢は追えないけど

僕は今年、動くことにした。

人を癒すためになら、どんな形だっていい。

僕は重い腰をあげて歩みだすことにした。

<流星>の中の<流星群>と共に・・・

僕は日本一の絵師になる。

たとえ下手って言われても

たった一人の人を笑顔にできるなら。

僕を笑顔にした<流星群>のように。


ーfinー

この曲に出会って曲のイメージから勝手ながら物語を書いてみました。
他のインスピレーションもあるので、それはまた次回。


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