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読本アウトプット~10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 SAVE THE CATの法則~
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ハリウッドに脚本を売った実績のある
(そして映画化もされた)
ブレイク・スナイダーが
過去の映画から王道パターンを10個抽出した本です。
■この本の内容
言うなれば脚本の基本レシピみたいなものです。
1項目につき映画5本の実例を紹介しているので
「たしかになー」と共感しやすい、分かりやすいです。
実際に僕が知っていた映画の例だと
フォレスト・ガンプです。
映画の内容と盛り込まれている
メッセージ性・時代背景などにも触れつつ、
著者が分類したパターンに分解して解説されていたので
分かりやすかったです。
分類の最後に要点のまとめもあるので
「最低限この3つを押さえればこのレシピからは外れないな」
というのが押さえられるので応用もしやすいです。
ただしこの本
・翻訳者が意訳、読みやすさ重視の翻訳をしてない。
・オシャレだと思ってる?古い言い回しをそのまま翻訳して載せている。
・俳優名や作品名に対しての注釈・訳注が本文中に差し込まれている。
上記のせいで読みにくい・読んでて疲れます。
そこだけ覚悟しましょう。
1冊目とは別の翻訳者なので使っている語句の違いなども相まって、
2冊目とも読んだ人からはかなりクレームのコメントが入っています。
ちなみに1冊目を知らなくても理解できる内容になっています。
以下、1冊目のレビューコメントの引用。
三幕構成を「よりわかりやすい言葉」で15のビートに分けより具体的に説明しています。
【例えるなら】
へたれの自分→恋人がさらわれる→へこむ→武器を見つける→無双して雑魚をボコして調子に乗る→ラスボスにボコされる→超へこむ→恋人の言葉を思い出し勇気がわく→コブシで戦う→ラスボスをボコす
というのを詳細に、説明してくれます。
三幕構成を15のビートに分けることで、より具体的なアイデアを出しやすいように工夫されています。
こういった本を読むのは初めてでしたが、とても分かりやすかったです。
ということで、
1冊目は細かく分類している本に対して、
2冊目の本作は大分類で王道10パターンを抽出してくれている感じです。
■余談
この本を読んでいる最中、
販売数5ケタを叩き出した同人作品は
この中に出てくる法則を守っていることに気づきました。
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