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読本アウトプット~プレゼン力を劇的に高めるイラストの描き方~

2023年6月22日投稿の記事。


全く絵を描いたことがない人は

何が分からないのか分からない状態で

何をするべきかがまったく分からないです。

僕も未だに分かってません。


そんな中で「まず読むなら!」と思ったのがこの本。

基本的なハウツーから順番にステップアップして

「どのように物を捉えるべきか?」という考え方を学ぶことができます。


この本は
美術・イラスト分野で当たり前に使われる専門用語を使わない、
一般人にも分かるように解説されているので
イラストに始めて触れるなら持って来いです。


始めに線の描き方。

直線・波線・螺旋といった線。

並行・垂直・円弧といった線の種類。

三角・四角・円・楕円などの図形。

「それらをまずは正確に描くこと」からこの本は始まります。

目で見るのと実際に描くのは全然違うことを認識させられます。

2023/10/11追記
実際にペンタブを導入してから単純な図形を正確に描く練習をしました。
そこで僕は描く時の「クセ」を見つけました。
引く力は均一にできるけど、押す力は力がブレるのです。
(線の引き方の練習を経て、髪の毛などの長いストロークで描くときや
 おっぱいなどの肌の途中から始まる線をトレースをするときは
 描き始めの位置と描き終わりの位置を決めるようになりました。)
百間は一見にしかず。見れば分かると思います。


僕は右利きで、円を描くと赤丸の部分でブレます。
ペイントソフトで正四角形・正円を作って、その周りをフリーハンドで真剣に描き込みます。
練習は右巻きと左巻きをやりましょう。上手く描くのが目的ではなく体力測定で自分の描き方のクセを見つけて今後の対策・方針を見つけるのが目的です。
実際に描くときはキャンバスの回転・反転、移動・変形ツールがあるので得意な描き方が一つあればOK。
ただし長時間描くならいろんな描き方に慣れたほうが、疲れを分散できるし切り替えしない分早くなります。
パースのようなキレイな線を引きたいなら【新規レイアウト→定規ツールで線を引く→移動・変形で目的の場所に置く】という方法の方が早くて正確な線を引けます。
髪の毛がこういった描き込みを行う時があるので練習して損はないです。
丸を描くのが非常に難しい。周りに触れないようにイライラ棒ゲームをやる感じでした。
練習した後にフザケた落書きをするのも好きだったりします。



次に物を簡単な図形で捉える描き方。

おにぎり🍙なら△と■。

カクテルグラス🍸なら▽逆三角、||長方形、△二等辺三角形

メガネ👓なら◯2つと=長方形 といった具合で

いわゆる「アタリ」で物を捉えましょう というステップです。



次はアタリごとにより細かな特徴にブラッシュアップさせるステップへ。

例えばアイスクリーム🍦のアタリは△三角形、=長方形、台形です。

△の中にウ△チを描く要領でとぐろ巻きの線と丸みを入れていくといった流れです。



真横で平面的に描いていたものを立体的に描くにはこういった原則を守って描いてね。といったコツも書かれています。


こんな感じで簡単な捉え方から始まり、

より高度な形を作っていくというステップを踏むことで

描きたいものに寄せていきましょう。という考え方を学べました。


パース、身体の比率といった
小難しい話・後で学べばいいこと
数ページ程度で簡単にまとまっています。

頭がこんがらがる要因をあえて減らしてくれているので僕としては非常にありがたい構成になっていると感じました。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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