AI小話~素人にも見抜かれるAIイラストの特徴まとめ~
2023年6月22日投稿の記事。
初めに
僕はPIXIVアプリのトップページで表示される画像をザッピングして
「これはAIイラスト!」「これは人の描いたイラスト!」
といった◯×ゲームを暇つぶしでやることがあります。
これを続けるとどの生成ソフトを使っていても
AIが作ったイラストが分かるようになります。
イラストの勉強をすればするほどサムネの時点で
「◯◯が△△だからAIイラストだな」
って具体的に分かるようになります。
特に顔・身体のポーズはAIイラストかどうかが一瞬で分かります。
ということで自分が気づいたAIイラストの特徴をまとめました。
初めにお断りしておきますが、
手が6本指になるとか、ラーメンを手で食べるとか、目の塗りがおかしいとか「基本中の基本」って話は他のまとめサイトをご参照ください。
AIイラストで同人作品を作ってみて、
(写真、イラストを含めた)画面構図、人体の比率、アタリや顔や目や髪などのパーツの描き方といった
手描きの基礎を学び直して自分で気づいたことなので何卒ご了承ください。
AIまかせで人の意志が介入できていないので魅せる絵になっていない。
AIが出来ることは指定されたプロンプトを出現させることです。
生成者の知識や認識が乏しい場合には、
肝心な部分が抜け落ちたイラストが生成されます。
イラストは勉強すればするほど、
「自然に見せるには何を意識しなければいけないか?」
というポイントが深くなっていきます。
・ポージングや構図の凝ったグラビア雑誌
・運動の一瞬を切り取ったスポーツの写真
・3Dモデルや球体人形では表現できないニュアンス
参考になるものは色々とある訳ですが
コアになる部分が抜け落ちた途端にAIイラストと変わらなくなります。
下手するとAIイラストよりも固い絵になって見劣りします。
これについては有料部分で細かく解説しています。
生成者の性癖ポイントが「写っているだけ」のイラストを見せつけられる。
上記ともちょっとリンクしている話ですが
フェチポイントを手描きで描いている人との差が明らかに出ます。
・共感させるストーリー、シチュエーション
・セットで描かれるべき性癖ポイント
・見せたい性癖ポイントが画面端に描かれている
AIイラストはイラストの構図をコントロールする力が弱く、
手描きラフ画やプロンプトの指定がなければ
画面中央に棒立ちした状態の人物が描かれます。
脇フェチ、谷間フェチ、へそフェチ、くびれフェチ、膝裏フェチ、おパンツフェチなど
体の中央、顔、胸上から外れた部位のフェチポイントが刺さる人にはバレます。
「あぁ、写ってるだけだな」と。
「普通なら画面中央に持ってくるよね」と。
「このキャラだったらもっと主張するでしょ。原作に劣るな」と。
「なんなら魚眼レンズや嘘パースのように強調するよね」と。
試しにちちぷいやPIXIVで「脇」と検索してみると分かります。
「いや、写ってるけどさぁ・・・」って感じのイラストがいっぱいです。
有料部分では上記よりクリティカルなポイントについて
具体的な解説を入れていきます。
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