北海道で出会った動物たち
森と木が大好きな北海道の佐野です。
2020年4月に北海道に引っ越して1年半、北海道各地の自然の素晴らしさを堪能してきました。そこで、今回は、私が北海道で出会った動物たちを、最近趣味にしているリーフアートにしてみました。
もちろん、材料の樹種にもこだわっていますよ。
大都会と大自然が近接する札幌
私は200万都市札幌に住んでいるのですが、円山や藻岩山など、原生的な姿を残す自然がすぐそばにあり、通勤途中に野性動物に遭遇することも度々あります。
今まで出会った動物は、エゾリス、エゾシカ、キタキツネです。エゾシカにばったり会ったときはびっくりしました。
エゾリス:アサダ
エゾシカ:ウリノキ
キタキツネ:ケヤマハンノキ
迫力満点の鳥、クマゲラ
森の中を散策していると、「キュイーン、キュイーン」という、なんとも形容しがたい甲高い声が響くことがあります。クマゲラの鳴き声です。そして、クマゲラが羽ばたく姿は、圧巻ですね。写真のクマゲラは野幌森林公園です。
クマゲラ:ミズナラ
生息範囲拡大中のタンチョウ
釧路湿原が広がる道東方面には、タンチョウが生息する湿地帯が多く、周辺の牧場や畑にも餌をついばむタンチョウを見かけることがあります。今では推定で1500羽を超えるまでに増え、生息範囲を拡大していますね。写真のタンチョウは、標茶の牧草地帯で撮りました。
タンチョウ:ハリギリ(センノキ)
野生の宝庫:世界自然遺産知床
そして、最後に紹介するのは世界自然遺産に登録されている知床で出会った動物です。林道を走っているときにヒグマに遭遇しました。車の中からとはいえ、数メートルの距離から見るヒグマは迫力満点ですね。半日の滞在で、10頭以上のヒグマに出会いました。
そして、知床半島の上空にはオジロワシが飛んでいました。このオジロワシ、実は、ヒグマが食べている魚のおこぼれを狙っていました。
ヒグマ:キタコブシ
オジロワシ:エゾヤマザクラ
北海道の自然はスケールが違いますね。これからも、北海道各地の自然を訪れ、その素晴らしさを体感したいと思います。
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