幕張海浜公園キノコ観察会を実施しましした
昨日は幕張海浜公園キノコ観察会が実施しました。
8組19名(大人11名、子供8名)の方が参加されました。
キノコ少ないかと思いましたが、意外と沢山!
アカハツやコツブタケなど、面白いキノコも見つかり盛り上がりました。
↓ かつては千葉県で美味しいキノコとして採られたアカハツ ↓
今は共生する若いマツが減ったため数が減っている。
↓ 千葉県では二例目というコツブタケも見つかった ↓
※吹春俊光氏撮影
このコメツブタケは時間がたつと、↓このように胞子が出てきて形がくずれていきます。
コツブタケは西日本では数多く見つかっているが、関東では少ないとのこと。千葉県では二例目で、標本はまだないとのこと。今回採取されたコツブタケは千葉県中央博物館に標本として保管されることになりました。
シロハツのフェアリーリング(菌輪)も確認されました。
散策しながら今回は13問という沢山のクイズを通して
・キノコとは何か
・キノコってどんな生き物
・森で果たすキノコの役割
・身近にはどんなキノコがあるか
などキノコの基本について参加者みんなで学びました。
千葉中央博物館の吹春先生にもお越しいただき、見つけたキノコやクイズについて解説いただきました。
最後に先生から「キノコは、種や個体を越えて、森の木々をつなぐ役割をしている」「キノコ(菌類)がいないと殆どの植物は生きられない」など自然界でのキノコの役割の重要さについてお話を聞きました。
参加者全員、キノコの偉大さ、素晴らしさを体験できた1日になったと思います。
(NPOリトカル代表 中田)