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幕張海浜公園春の観察会2021年4月11日

コロナ禍の中なんとか実施できました

こんにちは。NPOリトカル代表の中田です。
先日日曜日は幕張海浜公園の春の自然観察会でした。
8組20名のご家族の参加がありました。
コロナ禍のため、昨年10月から中止しており、久しぶりの開催です。

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「はなもく散歩」が活躍した観察会

いつも通りクイズとビンゴを活用して実施。

20180420_春の観察会_ビンゴと地図

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今回はそれに追加して「はなもく散歩」を導入してのはじめての観察会となりました。(今回はパウチの樹名板にしましたが、来月木の樹名板に置き換わります。)

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参加者の方には、開催前に全員「はなもく散歩」をホームボタンに設定、ログインしてもらいました。
これが予想以上によかったです!!
いままで、樹については花や実がなっていないと、「またその季節にみてください。」で終わっていたものが、「はなもく散歩」の樹名板がかかっている樹があれば、樹名板のQRコードをスキャン頂き、その木の花や実や虫などを見て頂きながら説明が出来るのです!!我ながら嬉しくなってしまいました!!これがやりたったんです。
しかも、皆さん、小さいお子さんがいて自分のペースで歩かれているので、説明を聞き逃したり、お子さんにじっくり説明を聞いてほしかったりする方は、各自で「はなもく散歩」の音声を親子でじっくり聞かれていました。
たとえば、今ちょうど花が終わったばかりのエノキ。
https://hanamokusanpo.jp/book/2129?place_id=2328
花の説明をした後、オオムラサキの幼虫も食べるすごい木!でもここではオオムラサキは見られず、アカボシゴマダラだけが見られること。それはなぜなのか・・などという説明をしました。
今日はエノキの木はぜひ親子で覚えて帰ってくださいというお話もしました。

虫メガネも大活躍

さらに今日はテーマに虫を入れたので、子供達大喜び。虫眼鏡も使って貰ったので小さな虫も熱心に見られていました。

「はなもく散歩」のシャリンバイの紹介ページの「関わりの深い生き物」にのっている「サツマキジラミ」がシャリンバイの葉の裏にたくさんいることを紹介したのですが、「小さくて全然見えない!!」という声が上がったときに虫メガネを配ったところ、子供達大喜び。一生懸命シャリンバイの葉裏に見入っていました。

↓ シャリンバイの葉裏にいた小さなサツマキジラミ。(MasakoT撮影)

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↓ そこで1家族に1本配られた虫メガネ。

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春の花たちに見入る子供達

すっかり観察会のムードになじんだお子さんも親御さんも、「これなあに?」の質問大連発。ビンゴをヒントにしつつ野草や木の花、虫などを観察して歩きました。

ちょっと気温がまだ低めでやはり虫は少なく花が中心の観察会になりました。

↓ コメツブツメクサやキュウリグサなど子供達は小さな花も大好き。もちろんタンポポも!

コメツブツメクサ_花_千葉市美浜区_MayaN (53)

_千葉市美浜区_MayaN (58)

どれがテントウムシ?

虫は少なかったのですが、観察会最後は虫のクイズ。

テントウムシとハムシの写真をみて「どれがテントウムシでないでしょう?」というクイズ。

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全員外れてショックを受けられていましたが(笑)・・・なんと、クイズをしていた後ろにあったヒイラギモクセイにはヘリグロテントウノミハムシがいっぱい!!

触るとピョンと飛ぶことを発見した時は、親子ともども大歓声を上げて喜ばれていました。

最後はお子さん自身に発見を発表

最後はお子さんたち一人一人に今日の一番の発見を発表してもらいました!!

お子さんたちみんなビンゴの絵の欄に素敵な絵を描いていましたよ。(今回撮影をわすれてしまいました💦次回はブログにも掲載したいと思います。)

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親御さんも「子供の頃に帰って気持ちで夢中になって生き物を見た」観察会

感想には「新発見がたくさんありました。」「子供の頃に帰った気持ちになりました。」「自然に触れる機会になった」という感想もいただきました。

子供のように必死になって生き物に見入る親御さん・・いいですよね!親子で楽しめる観察会となりました。

はなもく散歩の樹名板は、幕張海浜公園の花時計周辺に30枚ついています。ぜひ挑戦にきてください!!

↓ 木と人の出会いをつくるWEBアプリ ↓

はなもく散歩ロゴ


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