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M-1 1回戦出場してきました

 舞台の上に立って表現をする機会が欲しいと思って出場しました。同じ志を持った役者仲間を誘って出ることになりました。今年で3度目のチャレンジとなった。コンビ名「モネライン」は、お互いに考えた名前の組み合わせで作られました。自分が「ラインバッハ」、相方が「アネモネ」として提示したので「モネ」と「ライン」で「モネライン」という風に造語を作りました。

 1度目は、イオン幕張での吉本の劇場が初めて漫才をやった舞台。自分がツッコミで相方がボケというスタイルでネタを書きました。関西人から見た東京人の嫌なところをいじったネタを披露したのですが、会場客の反応が無しで撃沈しました。終わった後、イオン幕張で食べたミスドの味がなかった。ミスして笑われることよりも笑われもしない方がダメージ大きかった。反応がない舞台ほど悲しいことは、ないと実感した。

 2度目は、渋谷のシダックスにあるステージ。予選のほとんどがその舞台が多い。1度目の反省をしてお客さんの反応を見て漫才をするようにしました。お客さんに飽きさせないように客いじりを加えたことで他人事にさせないように巻き込むムーブを作りました。役割部分で自分がボケ、相方がツッコミへとコンバートしました。ネタの内容は、料理番組を題材にした歌と動きのネタを作りました。ネタ稽古の時にやったおふざけからネタに仕上げました。だいぶお客さんの反応が良くなりました。狙ったところで笑ってくれましたが、外した所も多く。

 そして今回の3度目、渋谷のシダックスのステージ。婚約者の両親への挨拶を題材として、後半脱線して不満暴露する流れで作りました。天然ボケな自分の性質を活かして自然な流れでボケ始めて、少し意図的なボケを多く入れて笑いどころを増やした。頑張ったつもりでしたが、上手くいかなかった。要因は、ボケ数を多くしたことでツッコミの反応速度に無理させてしまったからでした。ボケにツッコミが追いつかず、拾えていない箇所が多くなって、後半の畳みかけが流れ作業になってしまった。練習で制限時間を超えていたのに本番は、早く漫才が終わってしまった。本番になると練習よりも早足で掛け合ってリズムがグチャグチャ。相方に負担をかけたネタ台本を作ったと反省しています。

 三度の漫才を経験して得るものが多くあった。1つ目は、もっと話し合ってネタを考えるべきだと感じました。2つ目は、無理をさせない自然なリズムを心がけて、練習の時に制限時間が超えても本番になると早くなってしまうので少し超えても気にしない事。最後は、お客さんを巻き込んで漫才する事。飲みの席で二人話しているのを聞いているような立ち位置をお客さんに体感させる話の面白さ・魅力が大切であると漫才を作る人に伝えたいです。

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