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台湾旅行 十份ランタン飛ばしで出会った、エンターテイナーおばちゃん

◆ 十份ランタン飛ばし

1. ランタン準備

ランタン飛ばしよりも、ランタン店のおばちゃんに感動した、という話。

まず、筆と墨を使って、ランタンの4面に願いを書いていく。私は書道が趣味で、書道をかじる者として学びはあったのだが、後述するおばちゃんにフォーカスしたいので、ここでは割愛する。

2. おばちゃん登場

願いを書き終わったタイミングで、私が心奪われたおばちゃんの登場。

このおばちゃんの特徴として、日本語はカタコトなんだが完璧。もう少し説明すると、決して語彙が堪能というわけではないけど指示がめちゃくちゃ的確。おばちゃんの指示は、必ず動詞の言い切りの形で出されるので、「う」段で終わる。例えば、「持つ」「離す」といった具合。そして、あの中華系独特のチャキチャキ感がある。

願いを書いたランタン4面分を順番に写真を撮っていくのだが、おばちゃんの指示は必ず、

「MO TSUー」(もつー)
「MA WA SUー」(まわすー)
「O KU ー」(おくー)
「BA RA N SUー」(バランスー)

の4つ。
これを各面で繰り返されるので、嫌でも3面目ぐらいで、この呪文を覚えてくる。なので4面目で一緒に「バランスー」と言ったら、おばちゃんも笑ってた。(いや、だって覚えちゃうよ)

カタコト日本語でチャキチャキ撮影するおばちゃんが面白すぎて、もうエンターテイナーと呼びたい。

3. 着火からのおばちゃん加速

着火からは動画と写真のハイブリッドで撮影(by エンターテイナーおばちゃん)。おそらくインスタなどで流行りのポーズを研究しているのであろう、ポーズの指示が若い。
ピースとかさせない。
ルダハート(手でつくったハートで自分の顔を挟むポーズ)とか、サランへポーズ(大きなハートを頭の上でつくるポーズ)とか。
かと思ったら、お金関係の願い事が書いてある面では「オカネ、イッチバーン!」と叫び、高く拳を突き上げてみたり。

サイコーだよ。
おばちゃんのテンションがサイコー。

このように、火を付けてもしばらく動画撮影を続けるおばちゃん。(いや、火ついてるんですけど!)

そして漸く出たGOサイン、

「TOー BAー SUー!」(とーばーすー!)

いやー、楽しかった。
何が楽しかったって、おばちゃんのテンションに上げられたよね。
もはや、ランタンじゃなくても良かったよ。笑。
エンターテイナー称号をあげてほしいもんね。

ちなみに、このおばちゃんがいるランタン屋さんはこちら↓

割と入口付近にあったお店。
値段はどこもそんなに変わらないです。


◆ 子連れ海外旅行を成功させるためのコツ

ここまで、十份のエンターテイナーおばちゃんだけを書きましたが、ぜひ子連れのあなたにもおばちゃんに会ってほしい。
ので、海外旅行のハードルを下げるコツを纏めてみます。

1. 移動距離に合わせた準備

台湾は4時間弱で機内泊を伴わないので、機内持ち込みは、以下で十分。

①時間潰しグッズ
・iPad(事前に動画ダウンロード)
・ヘッドホン(子ども人数分)
・二股イヤホンジャック(2人で1つのiPadを使うため)(こういうの↓)


②お菓子

③クズったときにあると間違いないグッズ
我が家でいうと、3歳のお気に入りタオル

④ペットボトル(水)
手荷物に、空にしたペットボトルを入れておき、手荷物検査後に水を補給。
離陸後、しばらく飲み物がもらえないので、子どもたちが自分たちのペースで飲めるようにペットボトル水を座席ポケットに入れておく。

2. 荷物を減らす努力

私は、とにかく荷物が多いのが嫌い。咄嗟のときに身動きが取りづらくなるのがイヤなので、極力荷物を減らして行く。

今回は3泊4日だったので、家族全員で、スーツケース1つと、大人手荷物1つずつ。

荷物を減らすためにやっていることは、

①大人の洋服を着回す
大人の洋服数=子どもの洋服セット数 ー 1セット

②化粧品を減らす
対策1: 使う種類を減らす
例: 下地、ファンデ、日焼け止めが1種類になっているものにする。
私が普段使っているのは、毛穴ケア→日焼け止め・下地→ファンデ、だけど、旅行中はカバー要素のある日焼け止め1本。

持っていったのは、ナンバーズイン トーンアップクリーム↓

先に言っておくと、使用感はめちゃめちゃ良い!ってワケじゃない。ファンデやパウダー持っていくより手軽に済むので、旅行中はこれで済ませている。肌の仕上がり<<<荷物の少なさ、という優先順位です。

時短にもなるので準備が早く終わるのが◎。

対策2: どうしても使いたいものは詰め替える
私は、コンタクトケースにヘアケア用品を入れていきます。ワックスとかトリートメントとか、固形も液体も大丈夫。

3. 子どもの安全

台湾は治安が良いので、特に今回は対策せず、問題なく行けました。

4. 子どもが楽しめるか?

基本的に、子どもが楽しめるか?という観点ではなく、私がしたいことを軸に旅を計画します。意外に子どもも一緒に楽しめる。

今回の台湾では、食も観光地も、3歳7歳は問題なく楽しんでました。
そういう意味では、子連れ旅行として、台湾はオススメかと思います。

次の機会で、大人向けの旅(例えば、美術鑑賞など)を、どうやって楽しむか、を書きたいと思います。

◆ 最後に

今回は、3泊4日で、台北101も九份も行っていますが、一番感動した十份おばちゃんにフォーカスしました。
私は自分のやりたいことをやりたいので、子連れでも挑戦できる選択肢を増やしたく、この投稿が似た境遇の人たちの一助になれたら、と思います。

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