逃げてから立ち向かえ
noteは前を向いて生きるための記録なのであまり過去(後ろ)をダラダラと振り返りたくはないが、ふと振り返るとあの決断は良かったなぁと思ったことを書く。
それはやはり、仕事への向き合い方だ。
プロフィールにある通り、今年の6月から現在まで無職で、仕事探し中である。貯金もそんなにない。
だが、5月末で辞めたことに後悔はない。
それは、あそこにいたら、自分の身体も心も壊れるという直感があったからだ。
度重なる休職で、職場では完全に居場所を失っていた。1日のうち7時間はデスクの前でボーッとするのが仕事だった。
羨ましいと思う人もいるかもしれない。だが想像してみてほしい。誰とも話さず誰にも頼られず何の仕事も任されず過ごす7時間がいかに無駄かを。
確かにその瞬間は楽かもしれない。しかし、これをあと40年もやると思うと気が狂いそうになった。
何のスキルも経験もない中年が爆誕するわけだ。もちろん後輩が入ってきても何も教えられない。
平日はそんな感じなのでもちろん夜眠れるはずもなく、無理やり寝るために暴飲暴食をした。酒もたくさん飲んだ。
それで意味がわからないくらい太り、心も限界だった。
自分で自分に「きっと自分が輝ける場所が他にもあるはずだ」と言い聞かせ、退職の決断をした。
そこからは色々な道を模索した。また会社員をやるか、もしくはフリーランスになるか。
色々考えて、なんだかんだ今はまた普通の正社員を目指して仕事探しをしている。
また通院の方に関しても、思い切って6年通った病院を変えて、気持ちが少し楽になった。それは先生のおかげというのもあるが。
今、仕事がどうしても辛くて精神的にきついと思っている方。
なんとなくめんどくさいな、、とかだったらもしかしたら耐えた方がいいかもしれない。そうじゃなくて、通勤中に涙が出たり、食欲睡眠欲がなくなったり(または過剰になったり)、希死念慮が出てきたりしたら。
もう、とりあえず逃げてください。休んでください。
休んで落ち着いたら、少しずつ運動とか仕事探しとか頑張りましょう。できることから一つずつ。
きっと輝ける場所があります。
仕事はお金を稼ぐ手段であり、体と心を壊すためのものではありません。
明日からまた、一つずつ頑張りましょう。