やっぱりHPVワクチン

最初の語りはやはりHPVワクチン。
時節柄、この話題を語りたいと思います。
お前もか、とワクチン陰謀論、ワクチン忌避者は思われると思いますがね。
そうです、わたしもHPVワクチンお勧め派です。

ヒトパピローマウイルス感染症～子宮頸がん（子宮けいがん）とHPVワクチン～

こちらにあります通り、
数年前に議論されていた重篤な神経系の副反応については、HPVワクチン特有のものではないことが明らかになりましたので、
他のワクチン同様、安全性は確認されています。
もちろん、接種のときの痛みや腫れ、稀に起こるアナフィラキシーなどのリスクはありますが、
それは他のワクチンにも言えることです。

そして、お伝えしたいことは、
積極的推奨がストップして接種の機会を失ってしまった女性への補助が

今年度で終わってしまう！

つまり来年からは実費になる！

ということなのです。
対象は平成9年度から平成19年度生まれの方。
自治体からチケットが届いているはずです。
もしお引越しなとで受け取れていない場合は
現在お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

自費では6〜9万円ほどかかるものが
無料で接種できる、、、これは急がなければ！
半年間に3回打たないといけませんので

つ、つまり9月中にスタートしなければなりません。

というのが産婦人科医としての意見。
次はよくある質問について語りたいと思います。