私との折り合いの付け方 『力』タロットの大アルカナを解説
「ボールはともたち、こわくないよ」
漫画『キャプテン翼』主人公「翼」くんの名セリフです。
顔面に強烈なシュートがあたり
ボールが怖くなってしまった「ゴールキーパー」に
「翼」くんが言ったひとこと。
このあと「翼」くんは
自分も顔面でシュートをブロックして見せます。
それを見たゴールキーパーは
またボールを「キャッチ」できるようになるのですね。
日常生活で「強烈なシュート」が顔に当たることは
なかなかありません。
だけど
「強烈なシュート」を受けたような痛みを
心のなかに感じることはあるのではないでしょうか?
ライオンを飼いならす女性
私たちは「社会」に出ると
「思考」を優先的に使うようになる。
他人に合わせるスキルを磨き
年齢にふさわしい振る舞いを身につける。
未熟さ・幼さ・浅はかさを
オモテに出していけないと蓋をする。
のびのびと自然体でいるふりをする。
そうやって世の中を渡っているのだ。
「ライオン」が象徴しているのは
人生をコントロールしようとする自我によって
抑圧された「感情・恐れ・欲望・困惑」を表している。
自我とは【自分視点の自分の考え】です。
子供の頃の「イヤイヤ期」の状態と表現されることもあります。
悪意のない素直な気持ち。
「大人」として振舞っているうちに
いつの間にかおざなりにしていた「本当のきもち」
『力』のカードは
自我との折り合いをつけている状態である。
「ライオン」が安心できるように
女性はライオンを観察しケアをしている。
そうやって少しずつ「ライオン」との距離を縮め
ともだちになっていく。
女性の頭上にはインフィニティがある。
女性とライオンを繋ぐ花輪もまたインフィニティを形作る。
「無限」や「永遠」を示すしるしは
「ライオンとずっと一緒であること」を表してるように感じる。
どんな自分も「自分自身」であり
それを受け入れることができたときに
自分のなかの【ゆるぎないもの】を強く感じことができるでしょう。
それこそが自分を支える「力」となるのだ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日もよい日になるといいですね♬
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