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『司祭』について書いていたら、ますますワンピースが好きになった 「タロット」の大アルカナを解説
「収まるべきところに収まったようじゃ」
これは、海賊船船長で
海賊王と戦ったことがある男「ナグリ」の言葉。
【ワンピース】アニメのオリジナルストーリー。
「ルフィ」と「エース」と「サボ」の幼年期のお話です。
![](https://assets.st-note.com/img/1716422526601-cCREiY5mww.png?width=1200)
“3人のうち誰が「海賊船の船長」になるか”
“島の主である虎を倒した者が「船長」になる”
「船長の座」をかけて勝負をしていたルフィたちの前に現れたのが、
海賊船の船長だった老人「ナグリ」です。
ナグリは若かりし頃「海賊王ゴールド・ロジャー」に戦いを挑み
敗北した結果、仲間とバラバラになってしまった過去を持つ。
それでもナグリは「ロジャーに感謝している」と言う。
海賊にとって敗北は死を意味する。
ロジャーはナグリを生かしその場を立ち去ったから
「自分は今も生きている」とナグリは言う。
ナグリは3人に問いかける。
【強さよりも大切なものが何か知っているか?】
その日の夜、エースはナグリに
「答えを教えて欲しい」と聞きに行くと
ナグリは「わからない」と答える。
「ただひとつ言えることは、クルーに認められた者が船長だ」
そして勝負の日はやってきた。
虎は強く3人は苦戦していた。
そこでエースは考える。
「今の力では勝てないけれど3人で協力したら勝てる」
エースはルフィとサボに指示を出し虎を倒すことに成功しました。
「エースが船長だ」
ルフィとサボが負けを認めると
エースは「船長にならない」と2人に伝える。
“力を使って船長になるのではなく
仲間に認められて船長になる”
そんな3人のやりとりを見つめながら
ナグリは冒頭の言葉をつぶやきます。
(ワンピース テレビアニメ第498話・499話
『ルフィ弟子入り!?海賊王と戦った男』より)
「選択」するための【自分の物差し】を持つ
![](https://assets.st-note.com/img/1716422475606-Ht8vWvVD6l.jpg?width=1200)
『司祭』の役割は
なにかをせよと指示することではない。
ものごとを「選択する」ために
自分の「尺度」を持つことの大切さを教えてくれる。
【教え】から答えを導き出すのは自分自身だ。
『司祭』のカードの意味は難しいようでシンプル。
ワンピースの
「ナグリのひとこと」に凝縮されている気がするけれど
言葉で説明するのはとても難しい。
キーワードは
・素直であること
・自然の法則を知り従うこと
・調停していくこと
自分なりに考えて出した答えは【自分の指針】となり
それは【処世術】となっていくだろう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今日も良い日になるといいですね♬