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自分の事_2 入社編

新卒の思い出

前回で専門学校までを書いたので、今回はゲーム会社に就職するところを書こうと思います。
前回みたいにざっくり書くんじゃなくて今回はちょっと詳細に書いてみます。
※ちなみに現在は別の会社に転職済みです。


※ちょっとだけ脱線

前回インターンに行ってそのまま就職した。というとこまで書いていました。
なんですが自分は当時「インターン」というものがどんなものかいまいちわかっていないまま二つ返事で決めたんですよね・・・
なので今回改めて「インターン」について調べてみました。

インターンシップ: internship)とは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。 商人・職人のための徒弟制度と似ているが、標準化や監査などはされていないため、指すところの内容は様々である。略称として、インターンとも呼ばれる。

出典:Wikipedia

要は職場体験的な奴ですね。
自分の時は簡単な課題(モデラーだったらシンプルな小物とかのモデリングをする)を二週間くらいやりました。
上記の定義を見ると、これはインターンというより研修に近い気がする・・・

学校の担任からは「インターンで結果がよかったらそのまま採用されるよ!」みたいなことを言われてました。
やっぱ研修か・・・?


インターン(という名の研修)

最初の思い出

緊張しながら初のインターンに向かいます。
オフィスは狭くはないのですが、席がぎっちぎちで人口密度がえぐかったです。隣の人との間隔が小学校の座席くらいのイメージ。

インターンにきた人は近い席にまとめられ、自分もそこで研修を進めました。(面倒なので以降「研修」で統一します)
専門学校よりもしょぼいPCでしたね。さらにモニターが真四角タイプで生まれて初めてスクエアモニターの存在を知りました。ほんとに作業しづらかった・・・

スクエアのモニターはこんなやつです。今だとめったに見れないので知らない人も多そう。買うメリットは特に思いつかないです。

想定より長引いた研修

当初はモデラー(ゲームに出てくる3Dのキャラクターや建物などをMAYAなどの3Dソフトで作成する)志望でした。なのでインターンもモデラーで最初始めます。

モデリングする人の図

期間は2週間とのことでした。

オフィスは狭くはないのですが、席がぎっちぎちで人口密度がえぐかったです。隣の人との間隔が小学校くらいのイメージ。

モデリングはデッサンが出来る人間でないときついものではあるので
専門でだらだらしていた自分はまともなものを作れませんでした。

今考えるとなぜあのポートフォリオで通ったんだろう・・・
隣の席の研修生が出来をほめられてる中、出来たものを担当の人に見てもらう時がめちゃくちゃ辛かった。自尊心ズタボロになります。

課題でダメ出しされたところの修正を繰り返し、ろくに完成させられず2週間が終わりました。
また0から就活やり直すんだろうか・・・
と考えていたところ、突然社長から話しかけられました。

社長「モデラーとして採用は厳しいけど、モーションでもう一度研修してみない?」

※「モーション」は3Dのモデルにアニメーションをつける仕事です
アニメーターの3Dバージョンだと思ってもらえれば大丈夫です。

あっさり決まった内定

モーション?専門でもまともにやってないぞ。
内心ではそう考えてましたが、とりあえず内定ほしかったので
やります!
と即答しモーション研修で2週間追加

モーションを0から教えてもらいながら課題を頑張りました。
あんましちゃんとしたものは作れていなかった記憶ですが、
2週間ほどたった時社長が再度来て、自分の研修担当の方に話しかけました。

社長「彼はどう?仕事できそう?」
研修担当「はい、大丈夫そうです」

そのまま人事の人と軽く話して流れるように内定となりました。
特に面接みたいなものはしてません。


と、こんな形で自分の新卒の就活は終わりました。
大抵の人の就活とは全然違う内容だと思いますが、こんな就活もあるんだと知っていただければ嬉しいです。
(入社後熾烈な日々が待っていたのはまた別の話)

そこ意外だと業界に入ることは諦めてたと思いますし、その後同じ業界で好待遇なところに転職することができたので、会社自体に感謝はしております。(ほかの人におすすめはしませんが・・・)


業界的に書けるものが限られますが
気力があればその後のことも書いてみようと思います。


また長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました





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