空の王国編7 トランプで三人は遊ぶ。ババ抜きをして遊んだ。 「絶対ババは取らないから!」レイナは言う。 「ふふふ。俺はババもってねえぜ。」 「ケインは嘘を言ってるよ!」フロルは笑って言う。 楽しい時間が流れた。 ケインがトランプを持つと、ケインの手の甲をレイナとフロルは見た。赤い紋様がケインの手の甲にあったのでびっくりする。 「なにその呪いみたいな、赤い紋様。」レイナは言う。 「ああこれか。昔、掛けられた呪いだよ。魔法を使えなくするんだ。ルーナっていう女が掛けた呪いさ」 「だから、ケイン魔法使えないんだ。」 「まあ、そういうことだな。でも俺は剣士だからさ。」 ケインはどこか辛そうだった。 「でも、私、魔法を解ける人、知っているよ。」 「え?誰?」ケインは期待した。 「マルダ。交換条件を飲めば、呪いを解いてくれるよ。」 「でも明日レイナ、光の王宮に行くんだろ」 「大丈夫。私も準備があるから。一緒に行けるよ。」 「わかった。」 三人に睡魔が襲った。 ケインが大きくあくびした。 「俺、寝よっかなそろそろ。」 「僕も寝るよ。」フロルも言う。 「私も寝るから。また明日。」 三人は深く眠る。 そして、翌日・・・・・・、朝。 朝になる。綺麗な朝日が三人を出迎えた。