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リザードンexデッキの回し方/考え方
初めに
現在、環境TOPの一角であるリザードンを使う上での基本的なデッキ構成から回し方について解説していきます。
私自身、リザードンexデッキを使用してシティTOP4、準優勝と優勝は逃しましたが、連続で上位成績を残すことができています。
これからリザードンを使ってみたいという方や練度をあげてシティやジムバで勝ちたいという方へ少しでも参考になれと思い、noteにまとめました。
現環境でのリザードンの立ち位置
現環境でのリザードンexの立ち位置ですが、基本的には五分~微有利の対面が多いです。ただ、2進化かつ捲り性能が高いデッキコンセプトということもあり、サイド先行される場合がほとんどです。
ボムやブライアの登場により、捲り性能に磨きがかかり不利状況の打破もしやすく、どのデッキにも勝てる魅力的なデッキと言えます。
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デッキ構成
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デッキ構築のポイント
基本的なリザードン、ピジョット、ボムの構築に加えACESPECはアンフェアスタンプを採用しています。
ポイントに関しては下記で解説していきます。
マナフィの採用
レジドラゴやロスト、サーナイトなどベンチ狙撃ができるデッキへの対策として採用しています。リザードンの負け筋としてヨマワルやヒトカゲが進化できずに倒され、サイドを取り切られてしまうケースが多く、捲り切れないことへの対応策かつ、相手の要求値を上げることにも繋がります。
夜のタンカの採用
リザードン2枚、ヨノワール1枚という構築の性質上、サイドに1枚でも落ちてしまうと復帰が難しくなるため、つりざお+ハイパーボールの2枚分の効果を発揮できるという点から採用しています。またかがやくリザードンでおしつけをする際もネジキを温存できるというメリットもあります。
キャンセルコロンの採用
リザードンがexかつ特性持ちということもありテツノイバラ、ミミッキュ、闘オーガポンなどロックをされて負けてしまうというパターンを無くすためのメタカードとしての採用になります。
ダブルターボエネルギーの採用
ダブルターボについては2つの意図のもと採用をしました。
かがやくリザードンの早期起動と縛りケア
炎エネルギーを5枚の構築にしているため、エネルギーの管理がよりシビアになっている
サイド2枚先行されたタイミングからリザードンの起動が可能
逃げられずに相手にターンを与えてしまうことのケア
ピジョットexの起動
HP100以下であれば気絶させられる
スタジアムの破壊が可能
基本的な回し方
先行の場合
理想としてはヒトカゲ2、ポッポ1、ヨマワル1~2、ロトムを置いて「そくせきじゅうでん」での終了が理想です。ベンチ狙撃が可能なデッキであればヨマワルではなく、マナフィを優先しましょう。
ポフィンなどボール系が十分にない場合は、最低でもヒトカゲとポッポを用意。序盤の2枚取りは避けたいので非exで盤面構築することを優先しましょう。
先行2ターン目でピジョットを立てて「マッハサーチ」を起点に盤面構築をします。ベンチが育っていない為動けないというケースが無いように「手札干渉」「リザードへ進化」を同軸に行うことを意識したほうが良いです。
後攻の場合
1ターン目は先行のパターンと同様です。ベンチを埋めることをとにかく優先します。最悪の場合「スターアルケミー」でポフィンを持ってくるなどして、ある程度強引に動く必要があります。
2ターン目以降に関しては可能であればナンジャモやアンフェアスタンプなどを絡めながら相手の手札干渉をしながら動くと有利な盤面を作りだせます。
3ターン目以降について
3ターン目以降は特に下記を意識しています。
ドローソースの確保
ナンジャモやツツジ、アンフェアスタンプ後にも復帰できるようにキチキギスexをおいて対策します。
ベンチの育成
リザードンは序盤火力が出にくいため、カーストボムが打てるようにする。2体目のリザードンを作るためにリザードへの進化。再度2-2-2にさせないためのかがやくリザードンの配置をしておくと選択肢が広がります。
デッキ圧縮
終盤になるにつれて、手札干渉をされ、状況打破をするための要求値が高くなる為、不要なカードはハイパーボールのコストにしたり、積極的に消費することが重要です。基本的なドローソースとなるキチキギスの3枚しか引けず、マッハサーチだよりになる展開を避けるように意識しましょう。
カースドボム・ブライアの使用について
最終的なサイド進行をイメージして立ち回ることがリザードンを回す上で非常に重要な考え方になります。中盤でカースドボムを使用してしまったため、ブライアが使えなくなってしまうというケースも少なくないため、どのタイミングでカースドボムを打つか判断をする。または2-2-2で進められる場合に関しては早めにブライアをトラッシュに送る決断をしましょう。
各デッキに対しての立ち回りポイント
使用率が高い又はリザードンが不利なデッキに対しての立ち回りポイントについて解説していきます。
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