魔法にかけられて2 感想
本記事は、【2023.1.17】にシティヘブンネットの写メ日記に掲載された「魔法にかけられて2」のネタバレ感想または考察を再掲したものです。
公開日:2022年11月16日
監督:アダム・シャンクマン
脚本:ジェシー・ネルソン/J・デヴィッド・ステム
デヴィッド・N・ワイス
ディズニーがかつてプリンセス達にかけた呪いをほんの少しずつ撹乱していく気概に割と全編通して泣きながら見ていました(フェミニズム映画としては当然もっと優れたものは沢山あるんだけど、ディズニープリンセスミュージカル映画の2作目としては最善を尽くしたんじゃないかな)
開始30分、エイミーアダムスの歌う『FairytaleLife』でひとしきり号泣しました。
メリーポピンズリターンズでもそうでしたが、2作目のこういうneedsongは本当にズルなんですよ🥲泣くに決まってるだろ。
もともとエイミーアダムスが大好きで、個人的に、彼女に『パーフェクトで可憐、天真爛漫なプリンセス』を見ているところがあるので、より刺さって大出血しました。
びっくりしたのが、我らが麗しのプリンセスのジゼルが、2作目でちゃんと人間になったところでした。しっかり人間になったジゼルが、誰もが間違いとわかる愚かで切実な祈りを歌いあげるとか、もうダメなんですよ、そんなん泣くに決まってるだろ(2度目)
この祈りの泣きどころは、どこまでも『ジゼルの願い』にフォーカスされているところでした。過去作では一般的に、大人タームに入ると子供や家族、世界平和のために祈りをささげがちなプリンセスが自己の欲望を祈るのがナイスでしたね。わかるよ、つかれちゃうよね、あの頃は良かったって愚かな妄想に取り憑かれるよね。アナ雪はやっぱ偉大なタームポイントだったんだなと思いました。
魔法にかけられて2には、エルザも出てるし、、、。厳密にはエルザじゃないんだけど意識した歌詞がつけられてて、『LovePower』という曲なんですけど、これもいい曲でした🥲
曲中に、ナンシーの方からエドワードを呼んで一緒に行こうとするんですが、エドワードは行かない展開もアツい!
そして今回のメイン曲『Badder』は映像も超楽しいし、いまだかつてみたことない女王同士のパワー争いを楽しむ展開をしていました。1番みたかったよ、これが。これがずっと見たかったんだよ!!!!エイミーアダムスもイキイキしてて泣いちゃったよ🥲
正直、『Badder』が素晴らしすぎて、ここまでのプリンセスたるべき振る舞いに閉じ込められてることが呪い、『どっちもわたし』という激シブ展開になるんじゃないかと期待したところはありましたが、そこまでは行きませんでした。でも、楽しむヴィランズが見れただけでも嬉しいです(わたし、その辺の感度がディズニーミュージカルに対しては激甘なところあるよね)
幼い頃にディズニー映画を一通り観てると、少なからず強烈な呪いをかけられてるところがあると思うのですが(今回はstepmotherのステレオタイプを『呪い』と呼びきってましたね、かなり笑いました)ここ最近のディズニーはすこーしずつ、呪いを解く映画を作ってきてて、嬉しいです。
こんにちは!ダイナソー・SUZUKAです。
みんな、もうダイナソー・ファイターはみたかな?素手で恐竜倒す、インディペンデントカンフーSF映画だよ🦕🦕🦕
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最後まで読んでくれてありがとう。これからも、
映画好き風俗嬢suzukaの映画日記をご照覧ください。