優しさとは何か

2024/9/15

優しいとは、
相手を思いやる、相手に寄り添う姿勢
ではないか。

よく、優しい人、と言われがちな人って
一定数いると思うが、
その半分は、実は優しい人ではないと思っている。

穏やかで物静か、
あまり自分の意見を口にださない、
そういう人が『優しい』と形容される機会が多い気がする。

だが、べつに『優しい』ではないと思うんだ。

一見、優しそうなルックスなだけのことが多いと思っている。

じゃあ、その人が優しかった具体的なエピソードをいくつか列挙してください、
と聞けば、
1つも出てこない、というパターンだと思う。

優しくないわけではない、
意地悪なわけでもない、
穏やかではある、

ただ、優しいエピソードは
どれだけ考えても特に出てこない。

それなのに、『優しい』と形容されがち。
そういう人種、特に男性はかなり多いと思う。

『優しい』と形容されがちな男性は、
その中でも2パターンあると思っている。

1.こだわり、観察力、が何もない
通称、『なんでもいいよ』男

2.口に出さないだけでこだわりが強く、
それを理解できない相手は完全に彼の中でこれ以上深く関わらないでおこう、というマインドの
通称、『実はこだわり強く、それを理解されなくてもいい』男

2の場合の例をあげよう。
例えば、彼はjリーグの大ファン。
毎週末ホームスタジアムに応援にいくほど。
彼女に応援は全く強要はしない。
一緒に好きになってほしい、とかも全くない。
ただ、毎週末、試合があれば必ずそっちを優先させる。
それを理解してくれない、
週末応援に行くことを許してくれない彼女であれば、もういいです、そんな女性ならばこちらからお断りです。
と歩み寄らない、突き放す。
と言った感じだ。

逆に1.の場合、
これはたまたま見つけたお悩み相談で見つけた例だが、
こんな感じだ。

彼がいろんなことに無頓着すぎて、会話が続かなくてイライラする。
例えば、実家のカレーの肉は、何肉を使ってた?と聞いても、
え?わかんないなぁ、でおわってしまい、
今度実家でお母さんに聞いてみてよ、
と言っても、オッケーわかった〜と言うだけで、
一向に聞かない。
興味がないのだ。
だから、スーパーに行っても、何肉でもいいよ〜よくわかんないし〜、といった感じ。

1.も2.も
こういうタイプなのに、
なぜ『優しい』と形容されるのか。

優しいとは、
相手を思いやる、相手に寄り添う姿勢
ではないか。

だが、なかなか現実は、
そういう限定的な使い方はされていない。

だから、他人の言う、
あの人優しいから、という紹介等には要注意だ。

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