リテピ花写064 ツツジはツツジでも、ミツバツツジ。山に咲く薄紫の可憐な花
クロスバイクで出かけ、山道を歩いていると、薄紫の可憐な花の姿。
山ツツジのミツバツツジ。
都会の公園や庭にも多いヒラドツツジと比べて、
山や雑木林にひっそりと可憐な華やかさを見せてくれます。
園芸種はほとんどなく、都会で見る機会は少ない。
というよりも見たことがないですね。
色は薄紫色が多いのですが、
中にはオレンジ、ピンク、白、赤色もあるようです。
葉より先か、同時に咲くので、
細い枝に花だけが咲いたようで、美しさがひときわ目立ちます。
枝先に三枚の葉がつくことからミツバツツジと呼ばれます。
種類も3~40種類と多く、よく似ていて見分けがつかないようです。
どう判断しているのでしょうね。
やせた土地や岩場の日陰を好むので、
花言葉は「節制」「抑制のきいた生活」。
華憐に見えてもそれだけ強靭な生命力を持っているのかも。
内に秘めたる力強さが、外見の美しさを輝かせる。
そんな人を時々見かけますが、素晴らしいですね。