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リテピ花写024 花なのに、雑草? 野菜? 栄養剤? ポーチュラカ

夏の暑い時期にも元気に咲いているポーチュラカ。

あまりなじみのない名前ですが、
夏の花壇の花としては、すごくポピュラー。
よく見かけます。

黄色や赤い、ピンク、白、紫、オレンジなどいろいろな色で
太陽の陽をまともに受けて咲いています。

初夏から秋にかけて元気に咲いている様子から、
花言葉は「いつも元気」、そして「無邪気」「自然を愛する」。

ピンクのポーチュラカ

このポーチュラカ、和名はハナスベリヒユ。
繁殖力が旺盛で、農作業の邪魔になることから、
一部地域を除いて、雑草扱いにされています。

きれいで可愛い花も数が増えすぎると迷惑ものになってしまうのです。
ほどほど、節度あることが大切なんですね。

でも、ポーチュラカは食用になるのです。
一部の地域や国では、野菜として栽培しています。

雑草だったり、野菜だったり、面白いですね。

赤いポーチュラカ

その上、何と、栄養価が高いのです。
ポーチュラカの葉には、血流改善やコレステロール値を
下げるオメガ3脂肪酸が含まれているのです。
他にも解熱や解毒にも効くそうです。

オメガ3脂肪酸以外にもカルシウム、カリウムやマグネシウム、
鉄やビタミン類も豊富に含まれています。
でも、シュウ酸も多いので、
ほうれん草と同じように茹でて食べるほうが良いでしょう。

雑草だったり、野菜だったり、栄養価が高いともてはやされたり、
同じ花なのに、人は自分勝手に取り扱うんですね。

花迷惑だよ。あっ、はた迷惑だったけ。

黄色いポーチュラカ


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